これまで母乳や粉ミルクしか飲んでこなかった赤ちゃんも、離乳食がスタートする頃には麦茶を飲ませることができます。
赤ちゃん用品店などへ行くと、ペットボトルやパックに入った赤ちゃん用の麦茶を売ってますよね。
ただこの赤ちゃん用の麦茶、毎回購入するとなるとけっこうお金がかかる。。。
なので自宅で麦茶を作ろうと思って調べてみると、赤ちゃん用の麦茶を作る場合、大人と同じように水出しするのはNGだということがわかりました。
そこで今回は、実際に私も試していた自宅での赤ちゃん用の麦茶の作り方や一日の麦茶を飲ませる量、さらに飲ませ方についても詳しく紹介します。
赤ちゃん用の麦茶の作り方!水出しはダメ!
冒頭でも書きましたが、赤ちゃん用の麦茶を作る場合、水出しはNGです。
粉ミルクでもそうですが、まだ胃腸が未熟な赤ちゃんに水道水をそのまま飲ませることは避けた方が良いです。
また、ミネラルウォーターも赤ちゃんにとってはあまり良くないです。
とは言っても、全てのミネラルウォーターが赤ちゃんにとって悪いわけではなくて、ミネラル分の多いミネラルウォーターは、まだ未熟な赤ちゃんの胃腸には負担になってしまうからなんです。
市販のミネラルウォーターを赤ちゃんに飲ませる場合は、必ず「軟水」を選ぶか硬度の低いものを選ぶようにしましょう。
赤ちゃん用の麦茶を作る際にオススメなのは、ベビー用の麦茶パック(煮出し用)です。
スーパーなどに売っている、大人も飲める麦茶パックを使用しても良いのですが、ベビー用麦茶は赤ちゃんでも飲みやすいように渋みが抑えられています。
普通の麦茶パックを使用する場合は、一度お湯で煮出した麦茶パックを取り出し、そこに水を足して2倍~4倍に薄めて、再び沸騰させてあげると良いですよ。
心配であれば、一度、赤ちゃん用の麦茶を購入してみて下さい。
そして赤ちゃんだけではなく、ママも飲んでみましょう。
そうすれば、麦茶を作る時に必要な「お茶の濃さ」がわかりますよ。
また、購入したお茶を飲ませた時に、赤ちゃんが少し苦そうな顔をしたり、全く飲まないようなら、少し薄めに作ってあげるといいです。
味覚には個人差があるので、赤ちゃんの様子をみながら調整しましょう。
私は面倒くさい時や子供の麦茶を作り忘れた時は、大人用の麦茶をベビー用の水で薄めてあげたりもしていました。
ちなみに私は出産後、ウォーターサーバーをレンタルしました。
母乳とミルクでの混合育児だったこともありますが、「赤ちゃんのミルク作りもOK」と謳っているウォーターサーバーはかなりオススメですよ。
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卒乳した今は、水の消費量が減ったので解約してしまいましたが、粉ミルクはもちろん熱湯も出るウォーターサーバーは、離乳食作りも麦茶作りもかなり時短できます。
話がそれてしまいましたが、赤ちゃん用の麦茶を自宅で作る場合は、煮沸が絶対!ですよ。
ちょっと面倒くさいですが、これだけ守れば自宅で簡単に赤ちゃん用の麦茶を作ることができます。
赤ちゃん用麦茶の保存方法は?
出来上がった赤ちゃん用の麦茶は、保存容器に入れて粗熱をとった後、冷蔵庫で保管します。
保存容器には、赤ちゃん用の「耐熱ポット」か「ガラス製の瓶」を使いましょう。
常温保存はせずに、麦茶を作った翌日くらいまでに飲み切るようにしましょう。
どうしても少量だけ作りたいという場合は、粉末タイプのベビー麦茶も売っています。
ただ一つ注意したいのは、冷蔵庫で保管した麦茶は、かなり冷たくなっています。
キンキンに冷えた麦茶をそのまま赤ちゃんに与えてしまうと、下痢をしてしまったり飲んでくれなかったりする場合があります。
私は冷蔵庫から出した麦茶にお湯を少し足して、ミルクと同じくらいの温度にしてから与えていました。
ウォーターサーバーがあれば、熱湯をちょっと足すと一瞬で人肌くらいになりますよ。
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赤ちゃんの麦茶、いつごろから飲ませていいの?量はどれくらい?
赤ちゃんの麦茶の量や、いつ頃から飲ませても良いかについても紹介していきますね。
赤ちゃんの麦茶はいつから飲ませていいの?
赤ちゃんに麦茶を飲ませるのは、生後2ヶ月頃から大丈夫ですが、生後5~6ヶ月頃の離乳食が始まった時期に与え始める人が多いようです。
あまり早い時期から麦茶を与えると、麦茶の飲み過ぎで母乳やミルクを飲む量が減って、十分な栄養が摂れなくなる可能性もあるので、急ぐ必要はありませんよ。
水分補給は母乳やミルクでもできるので、赤ちゃんのペースに合わせて少しづつ与えてみてくださいね。
また、麦茶を与えても、最初は全く飲まないという子もいます。
私の場合も、上の子は味が苦手だったようで吐き出していましたが、毎日あげるのではなく3日に1回などにして、少しずつ慣らしていくことで段々と飲めるようになりましたよ。
目安としては、離乳食完了期には母乳やミルク以外の麦茶などで、水分がしっかりと摂れるようになるといいですね。
赤ちゃんに飲ませる麦茶の量は?
赤ちゃんに麦茶を飲ませる量は、1回で20ml~30mlくらいが目安です。
というのも、赤ちゃんが一日に摂取する水分量は、体重1Kgあたり100mlと言われているんですね。
そのため10Kgの赤ちゃんだと、1日約1Lになります。
これには母乳やミルクの水分量も含まれているので、麦茶を与えすぎるとお腹がいっぱいになって、ミルクを飲まなくなってしまうこともあります。
あげ過ぎには気をつけて、適度な量を与えてくださいね。
赤ちゃんの麦茶の飲ませ方は?
離乳食前にあげる場合は、味に慣らす程度で少しだけあげてみて下さい。
また、離乳食前期も1回食で、栄養は主には母乳やミルクから摂取することになるので、麦茶は少なめにしましょう。
離乳食が進むにつれて、麦茶の量を増やしていくようにしてくださいね。
初めて赤ちゃんに麦茶を与える場合は、離乳食と同じく、平日の昼間がおすすめです。
麦茶の原料である大麦にアレルギーを起こす可能性もあるため、最初はスプーンにすくって一口なめさせるように与えます。
慣れてきたら、少しづつ量を増やしていきましょう。
赤ちゃんに麦茶を与える際、慣れるまではスプーンですくって少しづづつ飲ませ、その後スパウトを使うと良いですよ。
スパウトは、哺乳瓶とストローの中間のようなもので、吸わなくても飲み物が出てくるので、ストロー飲みの練習にもなります。
哺乳瓶であげるのも良いですが、私は哺乳瓶で麦茶をあげてみた時のちょっとびっくりしたような顔が、今でも忘れられません。
「ん??ミルクじゃない!!!!!」みたいな顔をしてました(笑)
それはそれでかわいいので良いのですが、私は哺乳瓶はミルク、麦茶はスパウトかスプーンと分けてあげていました。
スパウトも最初はあまり飲んでくれないかも知れませんが、慣れれば自分で持って飲んでくれるようになるので、ぜひ試してみてくださいね。
>>>赤ちゃんが麦茶を飲まない⁈麦茶嫌いを克服する方法とは?
>>>離乳食初期(生後5~6ヵ月頃)の献立例~どんな食材をあげる?
赤ちゃん用の麦茶の作り方と飲ませ方まとめ
初めての子育ては、次から次にどうしたらいいの?ってことが出てきますよね。
赤ちゃん用の麦茶のポイントは
- 水出しせず、必ず煮出して作る(ベビー麦茶がオススメ!)
- 大人と同じ麦茶パックを使う時は、煮出した後に水で2倍~4倍に薄めて再び沸騰させる
- 作った麦茶は粗熱をとって冷蔵保存
- 翌日までには飲み切る
です。
ちょっと手間がかかりますが、あっという間に大人と同じものを飲んだり食べたりできるようになりますよ、
面倒くささを含めて、今のこの時をいっぱい楽しんでくださいね。
また、麦茶を飲ませる量は、最初はスプーン1杯から。
慣れてきたら、1回で20ml~30mlくらいが目安ですよ。