寒い冬には温かいおでんが美味しいですよね!
卵やこんにゃく、大根なんかも美味しいですが、私はおでんの中でジャガイモが一番好きです。
味が滲みてホクホクしたジャガイモは、おでんになくてはならない存在です。
そんな美味しいおでんのジャガイモですが、おでんに使うのはどんな種類がいいのでしょうか?
そこで今回は、おでんに入れるじゃがいもの種類選びから柔らかくするコツまで詳しく紹介していきたいと思います。
おでんに合うじゃがいもの種類は男爵?メークイン?
おでんの具材を長時間煮込んでいるうちに、じゃがいもが崩れたり、溶けて無くなったりしたことはありませんか?
せっかくの美味しいじゃがいもは、ホクホクと食べたいものですよね。
どんなじゃがいもがおでんに適しているのかというと、実はどの品種でもいいです。
種類によって気を付けるポイントが異なるだけです。
私はホクホクしている方が好きなので、柔らかい男爵を使っています。
柔らかくてすぐに砕けますが、その分味が中まで滲みてとても美味しいです。
男爵を使うときに問題なのが、ちょっと油断すると気づかないうちに溶けて無くなってしまう可能性がある
ということです。
したがって男爵を使う時には、こまめに見ることがポイントになります。
こまめに見られないので、しっかりと煮崩れしにくいジャガイモがいいという場合にはメークインがおすすめです。
メークインは、カレーや肉じゃがなどの煮込み料理に適しているので、おでんにも向いています。
メークインなら、結構煮込んでしまっても形は残っているので安心ですよ。
ただし、メークインは崩れにくい反面、味が滲み込みにくいので、しっかり煮込んで味を滲み込ませるのが
ポイントです。
あなたやご家族のお好みに合わせてジャガイモを選んでみてくださいね。
おでんのジャガイモが固い場合の対処法とは?
おでんのジャガイモって、お鍋からお箸を使って取り出そうとすると崩れてしまいそうなくらい柔らかいものです。
でも、中には長時間煮込んだにもかかわらず、食べた瞬間に中がゴリゴリしていたという経験はありませんか?
せっかくの美味しいジャガイモがゴリっとしてしまうと本当にショックですよね。
でも、しっかりと火を通しているはずなのに、どうして中が固いじゃがいもが出てきてしまうのでしょうか?
その理由はいくつかあります。
まず1つ目は、ジャガイモは、日光に長時間当たると硬くなってしまいます。
一度そうなったジャガイモは、煮込んでも完全に柔らかくはなりません。
毎回ジャガイモが固い場合は、もしかすると保管場所が悪いのかもしれませんね。
ジャガイモは、風通しのよい冷暗所で保存しましょう。
お店の保存状態が悪い場合もあるので、お店を変えてみるのもアリかも知れません。
そして2つ目は、そのジャガイモが「ハズレジャガイモ」だったということです。
こればかりは、農家の人でも見た目ではわからないそうなので、知らないうちに出荷されてあなたの元へやってきてしまうのです。
私もこれに当たると本当にショックですが、買ってきたジャガイモの1袋のうち1~2個だけが固い場合は、そのジャガイモは「ハズレ」だったと思ってあきらめましょう。
こればかりは対処のしようがないので我慢してくださいね。
ちなみに、おでんのジャガイモを煮込むときは、圧力鍋を使って短時間で仕上げるのがオススメです。
そうすることで、煮崩れせず、さらに味の染み込んだおでんを作ることができますよ。
また、崩れやすい男爵を使用するときは別鍋で下茹でをしますが、完全に火が通るまで煮るのではなく、途中で取り出して余熱で中まで火を通すようにすれば崩れにくいです。
竹串がスっと通るくらいに火が通ってから、おでんの鍋に投入しましょう。
また、おでんとして完成したのにジャガイモだけが固いという時は、ジャガイモを鍋から取り出してレンジで加熱してみましょう。
火が通っていないだけなら、こうすることで中まで火が通ってジャガイモが柔らかくなりますよ。
もし、これでもダメな場合は、「ハズレジャガイモ」か「保存状態が悪かった」ということで諦めてくださいね。
おでんのジャガイモは、まず下茹でしてからおでんの鍋に入れるようにするか、圧力なべで一気に煮込むのがオススメですよ。
おでんのじゃがいもの種類まとめ
おでんのジャガイモに品種の指定はないので、あなたのお好みの食感のジャガイモを入れましょう。
ホクホクが食べたい人は「男爵」、少ししっかりした方が好きな人は「メークイン」を選びましょう。
しかし、「男爵」は煮崩れを起こしやすいので、こまめに鍋の中を確認する必要があります。
そして、ジャガイモだけが火が通っていない状態を避けるためには、下茹でをして竹串が通ることを確認してから
おでん鍋に入れるといいですよ。
もし、おでんとして出来上がっているのにジャガイモが固かった場合は、レンジでジャガイモだけを加熱してみてくださいね。
これからの季節、美味しいおでんで身も心も温まりましょう。