この記事では、ベビー布団はいつまで使えばいいのか、寝相が悪い時の対処法などについて紹介します。
ベビー布団って小さいので、寝返りを打つようになるとコロコロと転がって、布団からはみ出してしまうこともありますよね。
この記事を読めば、ベビー布団についての疑問や問題を解決できますよ。
ベビー布団は何歳まで必要?背骨の形成にも影響するって本当!?
赤ちゃんが小さいうちは、ママと一緒の布団に寝かせたり、ベビー布団を座布団などで代用しようと考えることもあるかも知れません。
しかし、少なくとも2歳くらいまではベビー布団を使用しましょう。
赤ちゃんの骨は、まだしっかり固まっていないので、大人用の柔らかい布団だと体が沈み過ぎて骨が曲がった状態になります。
新生児のころは、ずっと寝転がったままなので、背骨や骨盤が曲がったままの状態で固まってしまうことがあります。
そうなると、成長に影響が出てきたり、大きくなってから姿勢が悪くなったりすることもあります。
また、骨盤周辺が歪んで固まってしまった場合には、股関節脱臼の危険性も高まります。
股関節が脱臼すると強い痛みを感じますが、赤ちゃんは自分の言葉で伝えることができないので、なかなか気づいてあげられないこともあります。
他にも、柔らかい布団では、首が座る前に寝返りをすると顔が布団に埋もれてしまって窒息する危険もあります。
そうならないためにも、ベビー布団を使って赤ちゃんの安全を確保してあげましょう。
ベビー布団はミニサイズと普通サイズのどっちがいい?
ベビー布団には、ミニサイズと普通サイズの2種類があります。
ミニサイズのベビー布団のサイズは敷布団が60㎝×90cmで、サイズ的には新生児から1歳くらいまで使えます。
普通サイズのベビー布団は、敷布団のサイズが70cm×120cmで、2歳前後までの使用を想定して作られているようです。
ベビー布団は、最初から普通サイズでも問題ありません。
しかし、普通サイズの敷布団はミニサイズに比べて、横が20cm、縦が30cmも大きいので持ちにくく重さもあります。
ベビー布団を自分の居場所に合わせて手軽に持ち運びたいママには、ミニサイズがおすすめです。
また、赤ちゃんが小さいうちは、寝ている間におしっこやうんちがオムツから漏れてしまうことが良くありますよね。
おねしょシーツを使っていれば、ほとんどの場合は問題ないですが、たまには布団に付いてしまうこともあります。
そんな時、ミニサイズのベビー布団だとサッと洗えるので楽です。
赤ちゃんのうんちって母乳やミルクだけでできているのですごく緩くて、一度布団についてしまうと色がなかなか取れにくくて大変です。
赤ちゃんが小さいうちは、移動も手洗いも手軽にできるミニサイズのベビー布団が楽ですよ。
寝相が悪くてベビー布団からはみ出る場合の対処法を紹介!
赤ちゃんが寝返りを打つようになってくると、ミニサイズのベビー布団だと寝相が悪くてはみ出してしまうという場合もあると思います。
布団からはみ出してしまって寒くても、赤ちゃんは丸くなりながらでも眠っています。
どうしても布団からはみ出してしまう場合には、かいまき(スリーパー)を着せましょう。
普通サイズのベビー布団やジュニアサイズの布団に買い替えてもいいでしょう。
ある程度大きくなったら、大人と同じ布団でいいのでは?と思うかもしれませんね。
実際、我が家では大人の布団にしていました。
でも、子供のおねしょが重なって、そのうち布団がおしっこ臭くなってしまいました。
結局買い替えないといけなくなり、相当な出費になりました。
そうならないためにも、子供は標準サイズのベビー布団やジュニアサイズの布団に寝かせた方がいいですよ。
ちなみに、私の子供は5歳と小1、小6のお姉ちゃんまでジュニア布団です。
4歳の子はギリギリですが、普通サイズのベビー布団を使っています。
さすがに小6の子はおねしょはしませんが、5歳の子はたまに失敗してしまいます。
そんな時もシーツは簡単に洗えますし、ジュニアサイズだと我が家では自宅の洗濯機で回すことができます。
コインランドリーに持って行かないといけない場合でも、大人用の布団を運ぶより、ジュニアサイズの方が楽ですよね。
育児をするだけでも大変なので、家事は少しでも楽をした方があなたも苦痛になりませんよ。
あまり寝相が悪くない子であれば、サイズオーバーになるまで新生児用を使い、そのあとは標準サイズやジュニアサイズに移行しましょう。
寝相が悪い子は、寝相が悪いことに気づいた時(生後半年以降)から、標準サイズ、ジュニアサイズに移行しましょう。
大人布団に一緒に寝る場合は、防水のおねしょシーツは必須ですよ。
ベビー布団を使う時期と寝相が悪い時の対処法まとめ
ベビー布団には、ミニサイズと標準サイズがあって、ミニサイズは新生児から1歳、2歳まで使えます。
新生児の時から柔らかい大人用の布団に寝かせると、骨が曲がった状態で固まるなど骨の形成に影響することがあります。
背骨が曲がったり、股骨脱臼の危険もあるので注意しましょう。
いつまで使えるかということに関しては、寝返りをし始めるころには、大人の布団に移行してもいいです。
しかし、布団を汚される心配があるので、標準サイズのベビー布団かジュニア布団にすることをオススメします。