「松の内」という言葉は
聞いたことがあると思います。
でも、内容を知っている人って
どれくらいいるのでしょうか?
私も、何となく聞いたことがあるな
と思うくらいで
松の内がどのようなものかは
知りませんでした。
今回は、松の内とは何なのか
松飾りはなぜ飾るのか?
飾る期間はどれくらいあるのか?
といった松飾りについての疑問を
解決していきたいと思います。
松飾りの意味や由来などを知ると
いろいろな松飾りを見る時に
去年と少し違う気持ちで見ることができて
楽しいですよ。
松の内とは門松(松飾り)を飾っている期間!地域によって期間は違う!?
門松を飾る期間は、基本的には昔でいう
「小正月」の1月1日から1月15日までです。
この期間のことを
門松を飾っている内、つまり「松の内」
と言います。
そして、この期間が終わる(明ける)ことを
「松の内が明ける」と言うのです。
でも、これを聞いて
「あれ?もっと長い期間飾ってないかな?」
「そんなに長く飾ってないよ?」
と疑問に思う人もいると思います。
実は、門飾りを飾る期間は地域によって違うのです。
基本的には1月15日までなのですが
あなたが住んでいる地域によって
変わってきます。
地域の習わしに合わせるようにしましょう。
地域と言っても
引っ越してきたばかりだったりすると
地域のこともなかなか分かりませんよね。
門松を飾る期間というのは
大きくわけて2種類あります。
西日本は1月15日まで飾る家庭が多いです。
一方、東日本では1月7日まで飾る家庭が多い
と言われていますよ。
1月7日は七草粥を食べる日なので
「七草粥を食べたら飾りをしまう」
と覚えておくと覚えやすいですね。
また、松の内が明ける日にちと同じで
松の内の始まる日も地域によって違います。
門松を見るのって
お正月と思っている人が多いと思いますが
地域によっては
「お正月の準備を始める日」に飾るところもあります。
その場合は、12月13日頃から
門松を飾ることになります。
だた、1月1日から飾る地域も
12月から飾る地域も
お正月を大切に考えている気持ちは
一緒ですよね。
私自身は
お正月にしめ縄を買ったり
作ったりしたことはありましたが
門松を飾ったことはありません。
門松の存在はもちろん知っていたのですが
祖父母の家の玄関に
大きく飾られている様子を見て
「うちには飾る場所がないな…」
と考えていたからです。
しかし、私のように考えている人が
たくさんいるのか
先日、ショッピングモールで
手のひらサイズの小さい門松があることを
知りました。
手のひらサイズだったら
自宅の玄関に置くことができますよね。
今年は、私も門松を飾ってみようと思います!
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門松を飾る意味・由来とは?
お正月に門松を見る機会は
結構多いですよね。
松は、昔から神様が宿る木として
みんなに大切にされていたために
新年に神様を迎え入れるという意味で
門松を飾るようになったと言われています。
新年の神様は「歳神様」といって
門松を飾ることで
食べ物を豊作にしてくれたり
幸せを運んできてくれたりする神様だと
言われています。
私は門松に対して
「見たことあるなぁ」くらいにしか
思っていませんでしたが
ちゃんと意味があったんですね。
門松を飾るようになった時代には
各家庭で農業をやっていたために
作物が育たないと
食べることに困ってしまいます。
そのため門松を飾って
- 今年は豊作で食べ物に困りませんように
- みんなが幸せに暮らせますように
という願いが込められているのです。
私たちも、お正月に初詣に行きますよね。
初詣でお参りをしたり
おみくじを引いたりすることは
門松を飾る意味と
少し似ているように感じませんか?
門松だけを考えると
古い習わしのように思うかもしれませんが
昔と今では環境が変わっているだけで
みんなが思っていることは
昔と何も変わらないのですね。
また、門松には2つの種類があります。
一般的なのは
門松の竹が斜めに切られている「そぎ」
というものです。
それとは別に
竹をまっすぐに切った「寸胴(ずんどう)」
というものもあります。
元々の門松は
寸胴のスタイルだったのですが
江戸時代にそぎ切りのスタイルに
変わっていったようです。
その理由の1つがとても可愛いので
紹介しますね。
竹を斜めにそぎ切りにする時
竹の節をまたいで切ると
切り口に穴ができます。
その形が笑っているように見えるため
縁起がいいと言われたのだそうです。
何気なく見ていた門松も
いろいろな由来などを知っていくと
少し身近に感じますよね。
最近では、おしゃれな門松があったり
玄関のニッチェなどに飾れるような
小さいものもあります。
時代と共に
門松の形も少しずつ
変わってきているのですね。
サイズもいろいろあるので
探してみると
あなたのご家庭でも飾りやすい門松が
きっと見つかりますよ。
ただ、松の内が明けたときに
門松の処分に困ってしまう人も
多いですよね。
今は仕事などで忙しいために
どんどん焼きなどに持っていくことも
難しいと思います。
そんなあなたには
レンタルの門松がおすすめです。
レンタルはサイズにもよりますが
15000円ほどからあるようです。
玄関にしっかりと飾れるスペースがある
また、本家でお正月にいろいろな親戚がくる
といった人は
レンタルで門松を飾るというのも
1つの方法ですね。
まとめ
今回は、松の内と門松(松飾り)について
紹介しました。
何気なく見ていた門松も
今年からは少し見かたが変わるのでは
ないでしょうか?
来年の元旦には
お正月っぽく門松を飾って
門松と一緒に新しい1年を
スタートしてみましょう!!