ローファーなどの革靴による靴擦れ
かかとやくるぶしにできて
痛いですよね。
なるべく柔らかい素材の靴を
履きたいところですが
学校や仕事でローファーが
指定されていることも多いため
悩む人もいるのでは?
今回は、ローファーによる
靴擦れの原因と対処法
そして、ローファーの選び方も紹介します。
靴擦れの原因はいろいろある!?靴擦れの原因と対処法とは?
靴擦れが起きると
少し触れただけでも痛くて
そのまま歩くのは本当につらいですよね。
血がにじむだけでなく
水ぶくれができて
繰り返してしまうこともあるので
厄介です。
なので早めに対処しておきましょう。
靴擦れは
靴と足の摩擦や圧迫が多い場所で
できてしまいます。
靴擦れの原因は主に次の3つです。
<靴のサイズ・形が合っていない>
靴のサイズは大きくても小さくてもダメです。
サイズが大きいと
靴の中で足が動きすぎて
擦れの原因になります。
また小さいと
圧迫されたり少し動くだけで
強く擦れてしまいます。
自分の足のサイズを正しく知っていますか?
一度足のサイズを測ってみましょう。
サイズと一緒に足幅と甲の高さも
測っておくことがオススメです!
メーカーやデザインによって
靴の幅や甲の高さは様々です。
同じ25cmを買ったのに幅がきつい!
なんてこともありますよね。
靴の幅はワイズと呼ばれ
サイズ表記にワイズが
書かれていることもあるので
チェックしておきましょう。
<左右で足の大きさが違う>
片足だけ靴擦れになるようなら
左右の足の大きさの違いを疑ってください。
ずれ防止グッズやインソールで
ゆるい方の靴に対策しておくといいですね。
<革が硬い>
履き始めは革が硬く
摩擦や圧迫が起こりやすいです。
特にローファーは
型崩れしないように
履き口が硬くしっかりした作りです。
くるぶしが靴のへりに当たって
靴擦れになることもあるので
試着の時には
くるぶしの位置も確認するようにしましょう。
それでは、靴擦れになってしまった時の
対処法と予防策について紹介します。
靴を脱いでみたら
靴下に血がにじんでいた!
そんなときは…
- 傷口を洗うか拭くなどして清潔にします。
これをしておかないと化膿の原因にもなります - ティッシュペーパーなどで押さえ
水分を取る(必要に応じて消毒する) - 絆創膏を貼ってガードする
「キズパワーパッド」がおすすめです
でも、できれば痛い思いをする前に
予防法をおさえておきたいですね。
次の点に気を付ければ
靴擦れの予防ができますよ。
<自分の足に合った靴を選ぶ>
基本中の基本ですね。
摩擦と圧迫が起きないためには
足の形に合った靴選びが大切です。
<擦れやすい場所にテープを貼っておく>
ローファーなどの靴擦れが起きやすい革靴は
あらかじめ靴擦れ防止グッズを
仕込んでおくのも手です。
靴の内側に張るタイプのテープは
靴屋さんや100円均一にも売っていますよ。
私はおろしたての靴を履くときには
アキレス腱の辺りなどの
靴擦れしそうな場所に
あらかじめ絆創膏を貼っておきます。
靴擦れしてから貼るか
靴擦れする前に貼るか…
どうせ貼るなら痛くない方がいいですよね(笑)
<インソールでサイズを微調整する>
オーダーメイドでもない限り
完全に自分の足にフィットする靴を
見つけるのは難しいですよね。
かかとが少しパカパカするといった時は
インソールを入れて靴がフィットするように
微調整しましょう。
<革靴専用アイテムで革を柔らかくする>
どうしても靴擦れしてしまう靴には
革靴専用の柔軟剤やストレッチャーで
革を柔らかく伸ばしておくこともできますよ。
自分でやるのが不安なら
靴の修理専門店へ依頼することもできます。
予防法を駆使して
ローファーを快適に履きこなしましょう。
>>>革靴に防水スプレーはダメ⁉まだらになった時の対処法とは?
靴擦れにならないローファーの選び方とは?
ローファーは
紐がなく靴底が曲がりにくいので
他の靴に比べて靴擦れしやすいです。
少しでも履きやすいローファーを
見つけたいですよね。
それではローファー選びのポイントを
お伝えします。
<本革・合皮どっちを選ぶ?>
革靴には本革製のものと
合成皮革製のものがあります。
本革は
履いているうちに革が柔らかくなり
足になじみやすいです。
その反面、履き心地が
ゆるくなることもあります。
水洗いできない上に
専用クリームでの手入れも必要ですが
履いている内に味がでてくるので
手入れしながら長く履きたい人におすすめです。
一方、合皮は伸びないので
丈夫で型崩れなく履けます。
水拭きができて価格も手ごろなので
少し傷んできたら買い替えやすいという
メリットがあります。
通勤通学に多く選ばれているのは合皮で
お手入れのしやすさと丈夫さが人気です。
でも、合皮の場合は伸びないので
足に合っていない靴を買ってしまうと
ずっと靴擦れする羽目に…。
他のポイントもあわせて選びましょう。
<サイズは少しゆとりを!幅はぴったりと!>
サイズを見るときは
つま先から靴の先まで
1~1.5㎝のゆとりがあるとベストです。
足を先端まで入れた時に
かかと部分に指が1本入るくらいですね。
革靴はもともと、そのくらいの余裕が
できるように作られているので
自分のサイズを選べば大丈夫です。
また、幅はぴったりしたものを選びましょう。
これはローファーには靴紐がないので
あとから調節ができないからです。
学生さんによくあるのが
「足は成長するから大きめを買っておこう」
という親のアドバイス(?)から
靴擦れになるパターンです。
早めに買い替えることになっても
ぜひ今の足に合ったサイズを
選んでくださいね!
<靴底のクッション性もチェック!>
ローファーには
レザーソール(皮底)と
ラバーソール(ゴム底)
のものがあります。
レザーソールは
見た目のかっこよさで人気ですが
曲がりにくいので
足のフィット感は落ちてしまいます。
靴擦れ予防の点からは
ラバーソールがおすすめです。
<とにかく試し履きしよう!>
試し履きするときは
椅子に座って履いてみるだけではなく
店内を少し歩いてみて
歩いた感触を確かめておきましょう。
立ち上がって足に体重がかかるだけでも
足の幅は拡がります。
靴専門のお店では
シューフィッターと呼ばれる専門家が
靴選びの相談に乗ってくれますよ。
また、お仕事帰りなど
夕方に靴屋に寄るなら
足に“むくみ”がでていることも
お忘れなく!
夕方以降の試し履きは
少しきつめに感じるくらいで丁度です。
ネット通販で買う場合にも
試し履き後の返品交換が可能か
確かめておくといいですね。
>>>革靴に防水スプレーはダメ⁉まだらになった時の対処法とは?
まとめ
今回は、靴擦れの原因と予防法を紹介しました。
おさえておけば靴選びの参考になりますよ。
特に靴擦れしやすいローファーは
今回紹介したポイントに気を付けて
自分に合ったものを買ってくださいね。
靴擦れの悩みを少しでも減らして
ローファーを快適に履きましょう!