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米油のデメリットとは?メリット・デメリットを徹底比較!

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炒め物や揚げ物、ドレッシングにも使う油は、食事には欠かせないものですよね。

油はエネルギー源になるのはもちろん、体温の維持や細胞を作る材料としても活躍しています。

そんな油の中でも、米油は特に栄養価が高いと話題です。

この記事では、米油を使っている私の経験も踏まえて、米油の特徴やメリット・デメリットを詳しく紹介します!

油を選ぶ時の参考にしてくださいね。

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米油は体に悪い?米油の3つのデメリット!

デメリット

良いことづくめに思える米油ですが、デメリットもいくつかあります。

詳しく解説しますね。

 

デメリット1 製法で栄養価に違いがある

米油は、圧搾抽出製法と溶剤抽出製法という、2種類の製法で作られています。

圧搾抽出製法は、潰して油を抽出する昔ながらの手間がかかる製法。

溶剤抽出製法では、化学溶剤(ノルマルヘキサン)を使って油を抽出するので、大量生産ができます。
ちなみに、このノルマルヘキサンは、その後の工程の高熱で蒸発してなくなります。

スーパーで売られているほとんどの米油は、溶剤抽出製法です。

もちろん安全性は確認されていますが、溶剤抽出の温度によって栄養が減ってしまうのです。

圧搾での抽出の方が栄養はそのまま残りますが、手間がかかるので高価です。

どんな製法で作られた米油なのか、一度確認してみるといいですね。



デメリット2 圧搾抽出製法の米油は高価

スーパーで売られている米油は、多少ほかの油よりお高めですが、高級という印象ではないはずです。

でも、健康効果がより高い圧搾抽出製法による米油は、正直かなりお高め…。

油料理をする頻度や健康志向の度合いによりますが、日常使いの油としては向かないかもしれません。

せっかくならしっかり栄養成分がある米油を、という人はぜひ試してみてくださいね。

ただ、溶剤抽出製法の米油でも、メーカーによっては抽出温度や精製方法にこだわって、栄養価を多く含んだ商品も販売しています。

ぜひメーカーのホームページなどで、製法をチェックしてみてくださいね。

 

デメリット3 そもそも油の摂り過ぎはダメ!

酸化に強いオレイン酸を多く含む米油ですが、リノール酸も含んでいます。

リノール酸は摂り過ぎると、アレルギーなどの原因になるといわれているため、注意が必要です。

油は栄養素として必要ですが、摂り過ぎはそもそもよくありませんね。

いくら米油でも、使い過ぎには気をつけましょう。

 

米油に危険というイメージがあるのは、もしかしたら「カネミ油症事件」という食中毒があったからかも知れません。

1968年に「カネミライスオイル」という米油を摂取した人が食中毒にかかり、死亡者も出たことで大きなニュースになりました。

しかし、この事件はその後の調査で、米油が直接の原因ではなく、生産工程でダイオキシンが誤って混入したことが原因と分かっています。




米油の特徴やメリットは?美肌やアンチエイジングの効果も!

米油の原料は、玄米から白米に精米する時にとれる米ぬかです。

米ぬかには、健康的な成分がたくさん含まれていますが、米油には、そんな米ぬかの健康成分が凝縮されているんです。

まずは、米油の栄養面での特徴とメリットをご紹介します。

米油にはどんな栄養がある?

米油には体にいい栄養成分がたくさん含まれていますよ。

オレイン酸

オレイン酸は、酸化しにくく、コレステロールを減らすといわれています。

米油はオレイン酸を43%、リノール酸を35%とバランスよく含んでいて、ほかの植物油に比べてダントツで酸化しにくい油なんです。

 

γ(ガンマ)オリザノール

ポリフェノールの一種で熱安定性が高く、優れた抗酸化力があると言われています。

他の油にはなく、米油だけに含まれる栄養成分です。

 

トコトリエノール

ビタミンE の一種ですが、抗酸化力がビタミンEの数十倍もあり、スーパービタミンEと呼ばれます。

 

植物ステロール

悪玉コレステロールを低下させる効果があります。

植物油の中では米油に一番多く含まれます。

 

米油の健康効果とは?

紹介したたくさんの栄養成分で、こんな効果が期待できます!

・がん、生活習慣病の予防
・動脈硬化、心筋梗塞の予防
・高血圧の改善
・アンチエイジング
・更年期障害の改善
・美肌、保湿効果

 

これらの効果は、米油のずば抜けた抗酸化パワーによるものです。
米油には、いろんな病気や老化の原因になる酸化をストップさせる抗酸化成分が、たくさん含まれています。

 

ちなみに、油で大切なことは、

  • アレルギーのもとにもなるリノール酸をとりすぎないこと
  • 酸化や加熱に強い油を選ぶこと

の2つです。

酸化した油をとり続けると、動脈硬化などの病気リスクが高くなりますよ。

また、酸化した油は、胃腸が未熟な小さな子供には負担が大きく、腹痛を起こすこともあります。

 

わが家の油が米油になったのは、子供が1~2歳になって大人とほぼ同じ食事をするようになった時です。

自分はともかく、小さな子供の体に入るものとなると気をつかいますよね。

子供にも健康的で、しかもなるべく簡単に(!)できる食事改善法は米油を使うことでした。



米油で料理はどう変わる?

栄養成分の特徴やメリットを紹介しましたが、ここでは実際に使うにあたってのメリットを紹介します。

 

酸化しにくくカラッと美味しい

米油は、加熱に向いているのはもちろん、ビタミンEが多く含まれているので、何度も使っても酸化しにくい油です。

一般的なサラダ油などでは、揚げ油に何度か使いまわすうちに黒っぽくなって、揚げ物の色や味も悪くなりますよね。

でも、米油ならそんな心配はいりませんよ。

さらに、揚げ物はカラッと揚がり、時間がたっても美味しさが長続きするので、お弁当などにもピッタリですよ。

 

トランス脂肪酸が少ない

トランス脂肪酸は摂取し過ぎると、心疾患のリスクが高まると言われ、多くの先進国で摂取に注意喚起がなされています。

日清オイリオのHP(油に関するQ&A)によると、油100g中に含まれるトランス脂肪酸は

サラダ油:1.2g
ゴマ油:0.6g
米油:0.3g
オリーブオイル:0.1g未満

となっており、米油はサラダ油やゴマ油に比べて少ないことが分かります。

米油のトランス脂肪酸で健康被害が起きるには、毎日100g以上を摂取する必要があります。

 

油の香り(クセ)がほとんどない

米油には香りがほとんどないので、料理やお菓子の他、ドレッシングとしても、とても使いやすいです。

 

洗い物もラクに!?

食器や鍋についた油は、なかなか落ちませんよね。

でも、米油なら油の付いた洗い物もラクに洗い流せるんです。

米油は、ほかの油に比べてベタ付きが少なく、サラサラしています。

米油を使って料理やお菓子作りをした後、余計な気合を入れなくてもサッと洗えていますよ。

 

油酔いが少ない

揚げ物をした時や食べた後、油の匂いで気分が悪くなったり、胃もたれがひどかったりしませんか?

私自身、油酔いしやすかったので、揚げ物を家で作るなんて滅多にありませんでした。

でも、米油は酸化しにくいので、油酔いの原因物質の発生も少なく、油特有の匂いや胃もたれは心配ないんです。

米油のおかげで、幸か不幸か(?)わが家の揚げ物率は増えました!

我が家の米油はコチラ
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米油のメリット・デメリットまとめ

今回は、米油の特徴やメリット・デメリットを紹介しました。

米油の栄養成分による抗酸化作用は、たくさんの健康効果がありましたね。

メリットの多い米油は、油の中でもかなりの優等生で、日常に取り入れたいオススメ品です。

米油で、ぜひ健康への第一歩を踏み出してくださいね。

もちろん、米油を使った美味しい料理も期待できますよ。

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