この記事では、ラベンダーの猫よけ効果や効果的な設置場所などについて紹介します。
庭にやってくる猫たち。
でも、トイレにされてしまったり、花壇や畑を荒らされてしまったりと困ることもありますよね。
猫よけの方法はいろいろありますが、ハーブ栽培も効果があると言われています。
「猫が嫌いな植物はラベンダー」って聞いたことありませんか?
ハーブの中でもラベンダーは、特に猫よけの効果が期待できるそうです。
この記事をチェックして、ラベンダーで効果的に猫よけして下さいね。
猫が嫌いな植物はラベンダー!その理由を紹介!
ラベンダーの「リナロール」という成分は、蚊のほか蛾、ノミ、ハエ、ゴキブリに効果があり、虫除けの効果があります。
さらにラベンダーは、猫よけにも効果がある一石二鳥のハーブなんですよ。
というのも、猫は嗅覚が鋭く、強い香りが苦手です。
香りの強いラベンダーなどのハーブ、柑橘類、唐辛子や胡椒などは、猫が嫌うものとして知られています。
特にラベンダーは猫にとって、危険な植物なんです。
ラベンダーの成分が猫の体内に入ると、中毒症状を引き起こす場合があります。
そのため、猫はラベンダーを嫌うので、猫よけ対策の植物として選ばれているんです。
とは言っても、たくさん花を食べたりしない限り、猫の健康には影響ないので安心して下さいね。
ただし、ラベンダーのアロマオイルの使用は、猫に害となることもあるので、猫を飼っている場合は注意してください。
ちなみに、香りが強く猫よけになるハーブは他にもありますよ。
ローズマリーやゼラニウム、ミントやルーも効果があると言われています。
ラベンダーと何種類かのハーブを寄せ植えにすれば、彩りを楽しみながら猫よけ対策にもなるのでおすすめです。
猫よけに使うラベンダーの効果的な置き場所を紹介!
猫は場所に対する執着心が強く、一度トイレ認定されてしまうと、なかなか追い払うことができません。
そんな時は、猫の嫌いな香りを利用して対策してみましょう。
猫の天敵ともいえるラベンダーですが、猫よけとして栽培するなら効果的に使いたいですよね。
そこでポイントとなるのが、ラベンダーを栽培する場所です。
自由自在に動き回る猫にしっかり対応するために、ラベンダーは地植えよりもプランター栽培にして、置き場所を変えられるようにしましょう。
おさえておきたい場所はこの2つです。
①猫のフンがあった場所
もちろん、猫のフンは見つけたらすぐ取り除いて、水をかけるなどしてニオイを消しておきましょう。
その後でラベンダーを置いておきます。
➁猫の通り道
猫の侵入経路が分かっていれば、その道を塞ぐように置きます。
まずは、この2か所にラベンダーを置いてみましょう。
猫の様子を見て、必要に応じてプランターを移動します。
さらに予防もしておきたいなら、猫が通りやすい柔らかい土の上や砂利の上に置くのもおすすめですよ。
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ラベンダーは日陰に強いので育てるのも簡単!
ラベンダーの猫除け効果がわかったところで、栽培のポイントについても紹介しますね。
ラベンダーは初心者でも扱いやすいハーブですが、ラベンダーと一言で言っても、いろんな品種があります。
猫よけの観点から、おすすめのラベンダーの種類と特徴や育て方のポイントを紹介しますね。
猫よけにおすすめのラベンダー
ラベンダーの特徴としては、寒さと乾燥に強いことが挙げられます。
その反面、高温多湿はNGです。
虫除けや猫よけにおすすめなのは「イングリッシュラベンダー」と呼ばれるアングスティフォリア系のラベンダーです。
このイングリッシュラベンダーは、気温の低い土地や日陰でも育つ上、強い香りが特徴です。
ラベンダーといえば、北海道富良野のラベンダー畑が思い浮かびますよね。
富良野のラベンダーもこの系統です。
暑さに弱いラベンダーですが、しっかり栽培場所や手入れに気をつければ、気温の高い地域での栽培も可能ですよ。
ラベンダーの育て方のポイント
ラベンダーの植え付けに適した時期は春です。
育てる上で特に大事なポイントは、次の2点です。
①梅雨前に刈り込みをする
乾燥に強いラベンダーですが、多湿には弱いという欠点があります。
枝が密集したまま放置すると、根腐れしてしまうこともあるので注意しましょう。
梅雨前には刈り込みをして、通気良くしておきましょう。
全体の3割ほど減らすように、枝を根元からカットしておけば大丈夫ですよ。
②風通しの良い場所に置く
ラベンダーにとっては、暑さや蒸れが天敵となります。
長雨にさらされる場所や高温になるコンクリートの上などに置いている場合は、適時プランターを移動させましょう。
ラベンダーは日陰に強く、北向きの玄関先などでの栽培も可能です。
ただし、冬場はできるだけ日に当てるなど移動させてくださいね。
ラベンダーの猫除け効果まとめ
虫除けになるラベンダーは、猫よけにも効果が期待できるハーブです。
ハーブのある暮らしで癒されながら、猫よけ効果も狙っていきましょう。
即効性があるわけではないですが、薬剤などによる猫よけに抵抗があるのなら、試す価値はありますよ。
他の猫よけ対策法に比べて、雨などで流れず、花がある限りは香りが持続するという嬉しい点もあります。
ぜひ長期栽培を目指して、栽培場所や育て方の工夫もしてみてくださいね。
下の記事では、割り箸を使った猫よけについて紹介しているので、よかったら読んでみて下さいね。