幼いころに「ねるねるねるね」というお菓子を食べたことがあると人も多いと思います。
練っているうちに色が変わるのが、実験のようで楽しいあの商品です。
近頃では、お寿司やハンバーガーなど、お菓子とは思えない仕上がりのものあります。
これらは今、知育菓子というジャンルで子供から大人まで大人気です。
ただ食べるだけではなく、そのおやつ時間を知育にも生かせるなら、買ってみたくなりますよね!
スーパーのお菓子売り場では、たくさんの知育菓子が売られていますが、そもそも知育菓子とはどんなもので
いつからあるのでしょうか?
また、その知育効果は、どんなことが期待できるのでしょうか?
この記事では、そんな疑問を解決します!
知育菓子って何?いつ頃からあるの?
子供のいる家庭だけでなく、大人にも人気の知育菓子。
知育菓子とは、簡単な工程で子供でも自分で作って完成させることができる、遊んで楽しめるお菓子です。
基本的には、粉と水を混ぜ合わせることで色を変化させたり、いろんな形のゼリーやグミを作って遊びます。
また、本物そっくりのお寿司やハンバーガーなどを、楽みながら作って食べることができるものもあります。
最近では、小さな子供向けのものから大人も熱中できるものまで難易度も様々で、たくさんの種類が発売されています。
さらに、保存料・合成着色料ゼロの物やカルシウム配合の物もあって、安心して買うことができるのも魅力です。
わが家でも、子供がよく知育菓子を食べたがるので買っています。
簡単そうなものでも、実際に小さい子供だけで完成させるのは、はっきり言って難しいです!
親が付きっきりにはなりますが、時間に余裕のある休日には、親子で楽しむいいアイテムとして取り入れています。
小学生になると、一人でもできるお菓子が多くなりますよ!
知育菓子のなかでも、冒頭で触れた「ねるねるねるね」は抜群の知名度ですよね。
この「ねるねるねるね」が最初の知育菓子といえます。
「ねるねるねるね」は、1986年に発売されて、子供たちに大人気の商品となりました。
その後、2005年に発売元のクラシエフーズが「知育菓子」としてシリーズ化しました。
これによって、多くの親が抱いていた「体に悪そう」「食べ物で遊ぶのはよくない」といったイメージを軽減したのです。
たしかに、私が小さい頃には、知育菓子を積極的に親から与えられたという記憶はありません。
でも今では、知育を取り入れながら、楽しく安心して食べることができるお菓子として、たくさんの家庭に支持されています。
昔から馴染みのある知育菓子ですが、「知育菓子」というネーミングが、受け入れられ方を大きく変化させたことは言うまでもないですね。
知育菓子に期待できる効果を紹介!
知育菓子といっても勉強になるわけじゃないし、そんなに効果はないんじゃ・・・なんて思っていませんか?
もちろん、お菓子を作って食べたからといって、算数や国語といった教科書で習うような勉強の知識が得られるわけではありません。
でも、それ以上に価値ある能力が、知育菓子によって身につくかもしれませんよ!
「自分で作る体験」こそが、他のお菓子にはない知育菓子の特徴であり、価値なんです。
その体験は、想像力・思考力・発想力・判断力といった、さまざまな能力を向上させる効果があるそうですよ。
魅力あるお菓子たちは、好奇心を刺激して、誰もがワクワクしながら、仕上がりを想像したり考えたりしますよね。
そして、失敗や成功を体験しながら、何かを創り出すことの楽しさや喜びを学ぶことができるんです。
実際に、5歳のわが子のお菓子作りの経験からも、ばっちりこの知育効果を感じています!
まず、スーパーでのお菓子選びの時点で、興味とやる気にあふれた顔になります。
そして自分一人でやりたがります。
でも、実際にやってみると、早速、粉をテーブルにまき散らすという失敗。
泣きそうになりながら、それでもあきらめずに作っていきます。
もしお菓子じゃなければ、途中でやめるかもしれませんが、これはお菓子です。
食べたい気持ちが勝ります(笑)。
私の手を少し借りながらでも、最後まで作り上げて、「美味しい!」といった時の達成感に満ちた様子は、「買ってあげてよかったな」と毎回思えます。
知育菓子では、ただ与えられたものを食べるだけでは得られない、創造力のほか思考力や判断力など、多くの能力が身につけられると感じます。
また、説明書の通りに細かな作業をし続けることは、集中力アップにも効果的ですよね。
かなり指先を使いますから、子供だけでなく、大人も夢中になってリフレッシュもできそうです。
さらに、自分で作り上げたという達成感は、自己肯定感を高めることにもつながるので、精神面の安定といった効果も期待できますね。
知育菓子ひとつで、こんなにもたくさんの良い効果があるなんて、子供にねだられなくても進んで買いたくなりますね!
さらに、クラシエフーズは、「2021年、知育菓子は自信をはぐくむお菓子に進化します!」として
①個性を伸ばす
②失敗を楽しむ
③違いを尊重する
の3つを提供するとしています。
(引用元:みんなの知育ひろば|クラシエ)
これからどんな進化を遂げるのか、ますます目が離せませんね。

知育菓子の歴史や効果まとめ
知育菓子は、昔から私たちの身近にありました。
そして、子供も大人も楽しく遊びながら食べられるお菓子として、魅力と効果を感じてきました。
最近では、海外からも注目されていて、知育菓子を作る動画が人気になっています。
国際的にも認められ始めたお菓子なので、未体験の方はぜひ買ってみてくださいね。
今後、どのような知育菓子が登場して、おやつの時間を有意義にしてくれるのか、楽しみですね。