ニンニクって、いい色をしていますよね。
でも気づいたら、ニンニクが緑に変色していたことってありませんか?
もともと白かったものが緑になると、「食べていいのかな?」って不安になりますよね。
この記事では、ニンニクが緑色になる原因や変色しない保存方法を紹介します。
にんにくが緑になった原因は?食べても大丈夫?
ニンニクが緑になると、ちょっと食べるのが不安になりますよね。
でも、ニンニクは緑色になっても食べて大丈夫ですよ。
ニンニクが緑になるのは、ニンニクの成分が変化してしまうからです。
具体的には、アリシンという成分が鉄分と結びついて、アルキルサルファイド化合物という物質に変化する事で緑色になります。
ニンニクのアリシンが変化して緑色になっても、ニンニクの効果などが軽減することはありません。
疲れた時や夏バテの時期って、食欲も体力も落ちますよね。
そんな時でも、餃子や唐揚げなどニンニクが入っているものって、けっこう食べられます。
私の夫や子供も、食欲がないと言っていても、ニンニクの入った料理を出すと、けっこう食べてくれたりするんです。
ニンニクが緑に変色すると、食べる気がなくなるだけではなく、栄養素も気になる人は多いと思いますが、問題ないので安心して食べて下さいね。
ただ、緑になったことで食欲が減退してしまうようなら、みじん切りにするなどして、ニンニクの形が分からないような料理で使うのもおすすめですよ。
にんにくが緑に変色しないように保存する方法とは?
ニンニクは、緑になっても食べられますし、栄養素も変わらないことは先ほど紹介しました。
でも、できることなら緑にならないようにしたいですよね。
そこで、ニンニクが緑にならない方法を紹介します。
その方法とは次の3つです。
- すぐに使わないなら冷凍保存する
- すり下ろす時は鉄のおろし金を使わない
- 加熱をしてから使う
順に解説しますね。
すぐに使わないなら冷凍保存する
ニンニクの成分が化学変化を起こして緑色になるので、化学変化が起きにくくするために、冷凍保存をしましょう。
この方法が一番簡単だと思います。
すり下ろすときに鉄のおろし金を使わない
ただ、ニンニクを使う時って、丸ごと使うよりもすりおろしたり、みじん切りにして使うことが多いですよね。
ニンニクが緑色に変色するのは、ほとんどの場合、すりおろしたり、みじん切りにしたニンニクです。
ニンニクをすり下ろす時、「鉄のおろし金」を使わないようにすることもポイントです。
ニンニクのアリシンが、鉄分と反応して緑色になるので、鉄のおろし金ですりおろすと、余計に緑色に変色しやすいようです。
100円均一などにプラスチックのものが売っているので、ニンニクはプラスチックのもので、すり下ろすようにしましょう。
100円なら買いやすいですし、十分使いやすいですよ。
鉄製でなければいいので、セラミックのおろし金でも大丈夫ですよ。
すりおろしたニンニクの冷凍保存の方法ですが、小さいジップロックに平たくして入れると、綺麗に冷凍することができます。
平たく冷凍することで、使う時も使いたい分だけ割って解凍できるので、とても便利でしたよ。
ぜひ試して見て下さいね。
ニンニクの変色を防ぐためには、ニンニクを買ったらできるだけ早く冷凍保存することをおすすめします。
加熱してから使う
また、加熱してから使うという方法もあります。
ニンニクを加熱することで、ニンニクの臭いを減少させてくれる効果もあります。
私は子供がまだまだ小さくて、ニンニクの臭いが強いと食べてくれないことがあります。
小さい子供がいるなら、この方法はオススメですよ。
例えば、餃子のタネに加熱したニンニクを入れることで、ニンニクの匂いが少なくなれば、子供も食べやすいですよね。
また、ニンニクを加熱してから粗熱をとって冷凍すれば、変色防止は完璧ですよね。
すりおろしたニンニクばかり取り上げましたが、みじん切りでも丸ごとでも、保存方法はかわりませんよ。
ただ、ニンニクを買った時は一塊になっているので、そのまま冷凍保存してしまうと、使う時に使いにくいです。
皮は向かなくてもいいので、1つ1つにバラバラにしてから冷凍保存すると、使いやすいですよ。
にんにくが緑に変色する原因と対処法まとめ
ニンニクを使う料理って、けっこう多いですよね。
私は常に冷蔵庫にニンニクがある状態ですが、緑に変色したことはありませんでした。
たまたま運が良かったのかもしれません(笑)
でも、ニンニクの冷凍保存を試してみたところ、一度すりおろしておけば使い勝手が良くて、料理もスムーズに進みました。
また、ニンニクって手に臭いがつくと、なかなか取れないですよね。。。
初めに全部すりおろしておくことで、その後は手の臭いを気にしないで料理をすることができますよ。
ニンニクが緑になって悩んでいるなら、ぜひ今回紹介した方法を試してみてくださいね。
変色する心配もなく、料理もしやすい方法って、とても嬉しいですよね。