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ダブルワーク希望の場合の履歴書の書き方は?職歴と本人希望欄がカギ!

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近頃では学生から社会人までアルバイトの掛け持ち、いわゆる「ダブルワーク」をする人も多いですよね。

学費のためや経験を積むためなど、掛け持ちの理由はさまざま。

ある調査では、転職活動中の人のうち55%が「掛け持ち経験あり」というデータが出ています。

掛け持ち希望の場合には、履歴書の職歴欄などの書き方にポイントがありますよ。

今回の記事では、掛け持ち希望の場合の履歴書の書き方、ダブルワークを伝える必要性やメリットについて解説していきます。

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アルバイト掛け持ち希望の履歴書の書き方は?

悩む女性

まずは、誰もが不安になる履歴書の書き方を紹介しますね。

ほかの仕事もしているという状況を正しく伝えながら、採用につながる履歴書にするには2つのポイントがあります。

職歴欄本人希望欄の書き方です。

 

<職歴欄の正しい書き方>

履歴書は就職活動には必須のものですよね。

特にすでに働いている仕事がある場合は、職歴欄の書き方が重要です。

下の書き方例を見てみましょう。

例1)

職歴
20204株式会社〇〇 入社(アルバイト)
現在に至る
以上

このように会社名(店舗名など)の欄にはアルバイトであることを記入し、その下の行に「現在に至る」と記入します。

現在に至る」と書くことで「今自分がこの会社で働いていますよ」というメッセージになります。

さらに1行下に「以上」と記入して締めます。

例2)

職歴
20174△△株式会社 入社
20203一身上の都合により退職
20204株式会社〇〇 入社(アルバイト在職中)
以上

職歴が多く欄が足りなくなりそうなら、このように会社名と同じ行に「在職中」や「就業中」と記入してもオッケー。

これらは「現在に至る」に代わる言葉なので、「現在に至る」は書きません。

例1と同じように「以上」で締めます。

 

これで、今働いています!と伝わりますね。

記入例を参考に、正しく職歴欄を埋めましょう。




ただし、職歴欄だけでは、今働いている仕事をこれからも続けていくのか辞めるのかが分からないので、ダブルワークの意思が伝わりません。

職歴欄に追加記入することもできますが、情報が多く見づらくなってしまいます。

そこで、「本人希望欄」を活用して掛け持ち希望であると伝えましょう!

 

<本人希望欄に絶対書きたい3つのこと>

1.「掛け持ち希望です」

今すでに働いている仕事をしながら、掛け持ちで就業したいという意思をここではっきり記入しておきます。

後ほど詳しく説明しますが、ダブルワーク希望であることは、応募先にちゃんと伝える必要があります。

 

2.「週〇日△時間~勤務可能です。」

いつ、どれくらいの時間で働けるのか、具体的な勤務可能時間を記入します。

月曜日から金曜日までの13時~18時、土曜日は1日可能、などのように、採用側が勤務シフトをイメージできる情報があるといいですね。

また、電話で採用通知をもらう時も、連絡が取れない時間として今のシフト状況を知らせておけば、応募先の担当者に考慮してもらえます。

 

3.「通勤時間は〇分です。」

家と現在の職場からの距離と通勤時間を記入します。

もう1つの職場から応募先の職場へ通勤することもあるなら、その通勤にかかる時間も併せて伝えておくといいですね。

 

以上のように、履歴書を正しく書いて、分かりやすく状況を伝えながら自己アピールにつなげましょう。




ダブルワークを伝える必要はあるの?伝えるメリットとは?

ダブルワークを始めるとき、職場に正直に伝える必要があるの?と考えますよね。

採用に不利になるかもしれない…という不安から、採用前は隠してしまう人も。

結論から言うと、ダブルワークは必ず伝えましょう!

ここからは、ダブルワークを伝える必要性と伝えるメリットについて紹介します。

 

<ダブルワークを伝える必要性>

どの会社にも就業規則があり、ダブルワークOKかNGかは、会社によって違います。

アルバイトとはいえ、契約をしている以上、就業規則は守らなければなりません。

あとから規則違反が分かってトラブルにならないためにも、ダブルワークは最初に伝えておく
必要がありますよ。

まずは、応募先の就業規則はもちろん、今の勤務先にもダブルワークが可能か確認してから就活を始めましょう。

 

勤務先が年末調整などの税関係の手続きをする時にも、ダブルワークを把握している必要があるんです。

「年末調整」は1つの勤務先でしか行えません。

そのため、2つ目の勤務先から得た所得の申告は、その勤務先の源泉徴収票とメイン(所得の一番多い)の勤務先で年末調整された源泉徴収票をもとに、自分で「確定申告」をすることになります。

ダブルワークを伝えておけば、税関係の手続きでのトラブルも防げますよ。




そのほかにも、勤務先は労働基準法で決められたアルバイトの勤務時間や賃金について、ダブルワークの情報が必要です。

適正な時間給を受け取るためにも、ダブルワークは伝えておきましょう。

 

<伝えるメリット>

ダブルワークを伝えることは採用に不利などのイメージがありますが、伝えるメリットもあるんですよ。

ここからは、ダブルワークを伝える3つのメリットを紹介します。

 

1.即戦力としてアピールできる

他の仕事での経験は、少なからず応募先の仕事内容にも活かせるはずです。

履歴書や面接では、今の仕事内容を自己PRとして応募先の仕事内容に関連付けながら、具体的に伝えましょう。

仕事の即戦力になると期待を持ってもらえますよ。

 

2.働く意欲は好印象に

学費のために、もっと働きたい!空いた時間でさらに経験を積みたい!など、ダブルワークを希望する理由を
しっかり伝えると、仕事に対する意欲的な印象を持ってもらえます。

採用担当者はやる気がある人を求めているので、働きたいという意欲が好印象につながりますよ。

 

3.勤務シフトを考慮してもらえる

急な残業や出勤の依頼は断りにくいですよね。

ダブルワークとその勤務時間を知ってもらえていれば、自分が勤務可能な時間を考慮してもらいやすいです。

今の仕事先と応募先のどちらにも、それぞれでの勤務時間を伝えておきましょう。

 

このように、ダブルワークを伝えるメリットは多く、働く人にとっても会社にとってもいい事ずくめですよ。

ぜひ、隠さずに面接の時点でダブルワーク希望を伝えてくださいね。




 

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ダブルワーク希望の履歴書の書き方まとめ

アルバイトを掛け持ちしたいとき、履歴書の職歴は掛け持ちの意思が分かるように書くことがポイントです。

そして、今の勤務先にも応募先にも、ダブルワークを最初から伝えるといいですね。

メリットたくさんでおすすめです。

ついつい隠しがちなことですが、働きたい理由を明確にしたら、自信をもってダブルワーク希望を発表してくださいね。

 

ダブルワークを隠しての面接は、後ろめたさからもオドオドしがちです。

堂々と就職活動をすれば、採用担当者からも好感を持たれて合格へ近づくはずです。

そして、くれぐれも体調に無理のない範囲で働けるように、勤務先とよく話し合ってくださいね!

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