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ローズマリーの冬越しで寒冷地の場合はどうする?植え替えは?

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ハーブの中でも、香りが強いことで有名なローズマリー。

一年を通して葉が茂る常緑低木で、栽培すれば冬でも庭を明るく彩ることができるのも魅力ですよね。

ローズマリーは初心者にも扱いやすいので、自宅栽培の手始めハーブとしてもおすすめです。

ただし、寒冷地での栽培には、ちょっとしたコツが必要ですよ。

この記事では、ローズマリーを寒冷地で栽培する場合の冬越し対策、地植えの限界とされる地域や植え替えの方法について紹介します。

これから栽培を始める人も、栽培していて冬越しが心配な人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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ローズマリーの寒冷地での冬越しはどうする?地植えの北限は?

ローズマリーは地中海沿岸が原産のハーブで、暑さや乾燥に強いという特徴があります。

その上耐寒性もあるので、たいていの地域では放っておいても、冬も枯れずに春までもつことが多いです。

寒さにも耐えられるローズマリーですが、霜には弱いとされます。

住んでいる地域によっては、元気に冬越しさせるための対策が必要ですよ。

冬越し成功の最大のポイントは、地植えにするか鉢植えにするかの選択です。

これは栽培場所の気候によります。

 

ローズマリーは、日当たりのいい場所に植えれば、気温が0℃程度までなら問題なく育ちます。

冬場の気温がマイナス5℃くらいになる場所では、地植えはせずに鉢植えにして、移動できるようにしておく
のがいいでしょう。

具体的には、宮城県あたりが地植え可能な北限となります。

関東以南では、基本的に地植えでも元気に冬を越せますよ。

 

とは言っても、東北より北の地域でも比較的暖かいところもあれば、九州でも0℃以下になるところもありますよね。

地域によって冬の寒さの傾向はざまざまですから、その地域の気候に合った対策をとっていきましょう。

また、鉢植え、地植えそれぞれで、冬越し成功のポイントがあるので紹介しますね。

 

鉢植えでの冬越しのポイント

最低気温でマイナス5℃が、ローズマリーを鉢植えにする判断温度です。

ただし、湿気による根腐れを防ぐため、霜や雪の多い地域では、気温にかかわらず鉢植えにしておくと安心です。

 

気温が下がる12月頃に、鉢植えを北風の当たらない日当たりのいい場所へ移動させます。

室内に入れる時は、暖かすぎる部屋は避けて、玄関や軒下に置いてみてくださいね。

 

地植えでの冬越しのポイント

ローズマリーは、0℃程度の寒さなら平気なことも多いです。

そのため、地植えでもマルチングや風よけなどの対策は、基本的には不要です。

 

ただ一つやっておきたいのが剪定です。

ローズマリーは、湿気と水はけの悪さが苦手なので、11月頃に剪定をして風通しを良くしておきましょう。

また、予想外の霜や雪があった時は、できるだけ早く払ってあげてくださいね。




地植えのローズマリーの植え替えはできる?

すでに地植えのローズマリーが庭にあるという人もいますよね。

冬になると、日当たりのいい場所に植え替えてあげたくなるかもしれません。

でも、ちょっと待ってください!

 

ローズマリーは寒さに強くて成長も早く、たくましいイメージですが、根だけはとてもデリケートです。

根の少しのダメージを受けるだけで、枯れてしまうことがあるんです。

つまり、地植えのローズマリーは基本的には植え替えNGです。

特に、庭で成長した古い株は移動が難しいので、4~5年たったら挿し木とり木をしてみてください。

 

どうしても植え替えるなら、春か秋に根を傷めないよう丁寧に作業します。

ローズマリーを庭に植える時は、あらかじめ場所をよく見極めてから植えるようにしましょう。

一方で、鉢植えのローズマリーは、1~2年たったら一回り大きい鉢へ植え替えが必要ですよ。

生育の良いローズマリーは、鉢の中で根がいっぱいになります。

根を丁寧に扱いながら、大きな鉢へ植え替えてあげましょう。

ちなみに、ローズマリーを鉢植えで栽培するなら、ほかのハーブと寄せ植えにするのもおすすめです。

寄せ植えにする時は、適した生育環境が同じハーブを選んでくださいね。

ローズマリーとの寄せ植えに相性のいいハーブは、タイムセージラベンダーなどです。

わが家では、ローズマリーとラベンダーを同じ鉢で育てています。

どちらも、水はけを良くして、乾燥気味に育てるのがポイントです。

暑さ寒さに強く繁殖力も強いので、大きい鉢に植え替えてあげると、どんどん成長していきますよ。

鉢植えである程度大きく成長したローズマリーの株は、庭へ地植えしても元気に冬を越すことができます。



また、ローズマリーもラベンダーも、猫よけとしても効果が期待できるハーブです。

鉢植えなら移動も可能ですから、猫が通る道をふさぐように置いてみるのもいいですね。

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ローズマリーの冬越しの仕方まとめ

ローズマリーは、寒冷地で特に気温が-5℃以下になる地域の場合は、鉢植えで栽培するのが適しています。

寒さに強いため、関東などでは地植えでも冬を越すことができますよ。

寒い冬も乗り越えられるように、住んでいる地域の気候に合わせて、生育環境を整えてあげましょう。

また、地植えするなら、植え替えの必要がないように、栽培場所をよく検討することも忘れずに。

さまざまな使い道が楽しめるローズマリーを上手に栽培して、ぜひハーブのある生活を楽しんでみてくださいね。

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