この記事では、洗濯物が色移りしてしまった時の落とし方、時間が経ってしまったあとでも綺麗にする方法を紹介します。
洗濯物をしていて、色移りしてしまった経験って、誰にでもありますよね。
色移りしてしまった服は着れませんが、捨てるのも嫌ですよね…。
でも今では、うっかり色移りしてしまった洗濯物でも簡単に落とすことができるので、洗濯機を開けた後でも驚かないようになりました(笑)
洗濯物の色移りの落とし方!時間が経ったらどうしたらいい?
色移りの落とし方は、時間が経った後でも意外にも簡単です。
- 色移りしてしまった服が入るような容器(大きめの洗面器など)を用意する
- その中に熱めのお湯(50℃くらい)を入れる
- 粉末タイプの洗濯洗剤を通常の2~3倍の量と塩素系漂白剤をほんの少し入れて混ぜる
- 服を入れて1時間ほど浸け置く
- 色移りを確認する
- きれいに落ちていなければ2・3をもう一回繰り返す
- 落ちていればしっかりすすいでから普通に洗濯をする
これでほとんどの場合、洗濯物の色移りは綺麗に落とせます。
水温が高い方が汚れが落ちやすくなるので、お湯を使います。
また、粉末タイプの洗剤を使うのは、液体タイプよりも洗浄力が強いからです。
色移りしてしまった洗濯物は、出来るだけ手早く洗った方が落としやすいのは確かです。
洗濯機から出してすぐに気づいた場合は、乾かさずにすぐ洗い直しましょう。
洗濯物の色移りがなかなか取れない場合の最終手段は?
小さい色移りなどは見落とすこともあります。
先ほど紹介した方法でどうしても落ちない、もうあきらめるしかない。。。
そんなあなたに最終手段の洗剤を紹介します。
ただし、洗浄力が強い分、生地が傷みやすいので注意してくださいね!
オキシクリーン
オキシクリーンはアメリカ製の酸素系漂白剤で、色移りや汚れを落とす力が強いと聞いたので、私も使っています。
オキシクリーンは酸素系の漂白剤なので、塩素系のものに比べて生地へのダメージが少なく、色柄物にも使えます。
オキシクリーンは、40℃のお湯に溶いてから使います。
水だと溶けにくいので、かならずお湯を使ってくださいね。
普通の洗濯に使用する場合も、お湯に溶かしてから使いましょう。
使い方
- 大きめの洗面器やタライなどに40℃のお湯を入れ、規定の量のオキシクリーンを溶かす
- 服を入れて浸す
(もし色移りがひどい場合は、固めに練ったオキシクリーンを直接塗ると効果的) - 30分~1時間ほど置いて、落ち具合を確認する
- 落ちていればそのまま洗濯する
オキシクリーンは、この他にも頑固な汚れや食べこぼしの色などにも高い効果があるので、我が家では手放せなくなっています。
ハイドロハイター
オキシクリーンでもダメだった場合は、還元型漂白剤のハイドロハイターを使ってみて下さい。
塩素系や酸素系の漂白剤は、色素を酸化して分解しますが、ハイドロハイターは、色素を還元して分解する漂白剤です。
ただし、白物衣料専用なので注意してくださいね。
白いものに色移りした時には、すごい効果がありますよ。
使い方
- 大きめの洗面器やタライなどに40℃のお湯を入れ、規定量のハイドロハイターを溶かす
- 服を入れて浸す
- 何度か落ち具合を確認しながら、30分~2時間ほど置く
- 落ちていれば、しっかりすすぎをしてから洗濯する
ハイドロハイターは使用する前に、しっかり「使用上の注意」を確認して下さい。
鉄や金属などは、変色してしまう可能性があります。
泥スッキリ303
保育園で泥遊びをしたり、部活で泥だらけになったりと、子供は何かと泥だらけになりますよね?
家にいればすぐに洗い流しますが、保育園から帰ってきたころには、生地に染み込んでなかなか取れません。
そんなときには、この泥スッキリ303です。
今までの苦労はなんだったのかと思うくらいにスッキリですよ!
使い方
- 大きめの洗面器やタライなどに40℃のお湯を入れて、規定量の泥スッキリ303を入る
(汚れがひどい場合は倍の量) - 30分~60分浸ける
(私は汚れがひどい場合はもみ洗いしたり、1日浸けます) - 汚れが落ちたのを確認したら、普通に洗濯します
以上、私のオススメ洗剤でした。
この3つの洗剤はとても効果があるので、洗濯物の色移りで時間がたった場合には、ぜひ使用してみてくださいね。
これからは洗濯物が色移りしてしまっても、慌てずに綺麗にしてしまいましょう。
色移りを防止する5つの方法!
洗濯物の色移りの落とし方を紹介してきましたが、そもそも色移りしないためには、どうすればいいのでしょうか?
簡単にできる予防法と予防アイテムを紹介しますね。
1.色柄物は白物と一緒に洗濯しない
少しの色移りでも目立ってしまう白物は、色柄物とは分けて洗濯しましょう。
2.脱水後はできるだけ早く干す
乾燥機能がない洗濯機の場合は、脱水が終わったらできるだけ早く干すようにして、衣類の接触時間を短くしましょう。
衣類が湿った状態で接触していると色移りしやすいです。
3.洗剤は中性洗剤を使う
弱アルカリ性の洗剤は、洗浄力が強く汚れが落ちやすい分、染料も落ちやすいです。
普通の汚れであれば、中性洗剤を使いましょう。
4.お湯を使う場合は低めで洗う
先ほど、色移りの落とし方で紹介したように、水温が高くなるほど洗浄力が強くなります。
色移りが心配な時は水で、お湯を使う場合でも温度は低めで洗いましょう。
5.色移り防止シートを使う
どうしても色移りが気になる時には、色移りを防止するシートがあります。
衣類から出る色素や汚れを先に吸着して、色移りを防いでくれるシートで便利ですよ。
時間が経った色移りの落とし方まとめ
洗濯物の色移りの落とし方を紹介しました。
色移りで今まで服を諦めていた人は、ぜひこの方法でチャレンジしてくださいね。
お気に入りの服こそ長く着たいですもんね!
色移りから時間がたった場合でも、紹介した洗剤を使えば綺麗に落とせますよ。