兄弟の子供が生まれるって、本当に嬉しいことですよね。
私も義兄夫婦に子供が産まれた時は、自分の子どものように嬉しい気持ちだったことを覚えています。
ところで、兄弟に子供が産まれた時には、出産祝いを渡しますよね。
兄弟への出産祝いは、プレゼントよりも現金で渡す人が多いようです。
その出産祝いの祝い袋や御熨斗の名前は、夫だけ、夫婦連名のどちらでもかまいませんよ。
この記事では、兄弟に出産祝いを贈る時の祝い袋や御熨斗の書き方や、知っておきたいマナーを紹介します。
兄弟に夫婦で出産祝いを送る時は夫婦連名?夫の名前だけ?
出産祝い袋や御熨斗には、名前を書いて渡すことになります。
兄弟の出産ということで、夫婦で一緒にお祝いを渡す形になりますが、名前は夫婦連名で書くのかという疑問が出てきますよね。
結論としては、旦那さんの名前だけでも夫婦連名でもどちらでもかまいません。
夫婦で渡すのであれば、夫婦連名で書くといいですね。
ただ、出産祝い袋の場合は、可愛くデザインされているものが多く、連名で書けるスペースがないこともあります。
そんな時は、旦那さんだけでも問題ありませんよ。
私は義兄に子供が産まれた時は、夫の名前だけで出産祝い袋を渡しました。
もらう側は、お祝い返しなどのために、出産祝いを誰からもらったのか把握しておく必要があります。
夫の名前だけでも、誰からの出産祝いかが分かるので問題ないです。
スペースがあるのであれば、夫婦連名で書きましょう。
夫婦連名で書く時は
- 夫の苗字と名前を真ん中に書いて、夫の名前の左に妻の名前だけを書く
- 苗字を真ん中に書いて、その下に夫婦の名前をバランスよく書く
この2つの書き方があります。
どちらでも問題ないので、書きやすい方で書きましょう。
私はバランスよく書ける自信がないので、夫婦連名で書く時は夫の名前の左に私の名前を書きました。
身内だからこそ気を付けて!出産祝いに必要なマナー
身内だからこそ、出産祝いを渡すときに気を付けて欲しいポイントがいくつかあります。
身内のお祝いなので、マナーを間違えてしまうと、その後の関係が気まずくなってしまう可能性もあります。
そうなることがないように、気を付けるポイントを覚えておきましょう。
- 現金なら無難な金額を渡す
- 贈る時期は遅くなりすぎないようにする
- プレゼントで渡す時は御熨斗の名前に注意する
この3つが大切です。
順番に説明しますね。
出産祝いを現金で渡す場合は、多すぎても気を使わせてしまいますし、少なすぎてもよくありません。
兄弟に出産祝いを渡す時の一般的な相場は「1~3万円」と言われています。
夫婦連名で渡すとなると、2~3万円が相場と考えていいでしょう。
ただし、先ほど「無難な金額」と書きました。
それは、状況によって金額が違うことがあるからです。
私のように兄弟で初めて出産した場合は、みんなから出産祝いを貰いますよね。
私が出産祝いで貰った金額は「1万円」でした。
その後、兄弟に子供が産まれた時に、一般的な金額の3万円を渡してしまうと、相手側は「自分は一万円しか渡していないのに・・・」と気にしてしまう可能性があります。
なので、先にもらっている場合は同じ金額を渡した方が、その後の関係がぎくしゃくすることがありませんよ。
ただ、私のように先にお祝いをもらっていない場合は、相場を参考に渡しても問題ないです。
でも、家庭によっても常識は違うので、出産祝いを現金で渡すなら、他の兄弟と話して金額を合わせておくといいでしょう。
出産祝いを贈る時期は、早すぎても遅すぎてもいけません。
出産後2週間から3週間の間に渡すようにしましょう。
出産後のママはすごく疲れているので、直接渡しに行く場合は、くれぐれも長居しないようにしましょうね。
出産後しばらくは、3時間おきに授乳が必要だったりして、夜もまともに寝られません。
なので、昼間に寝ているママもたくさんいます。
そのため、何時間も長居されると、ママも疲れてしまいます。
赤ちゃんがかわいくて、ずっと見ていたい気持ちはわかりますが、長くても1時間ほどで帰るようにしてあげてくださいね。
ここで絶対にやってはいけないのが、訪問の直前に「今から行っても良い?」と聞くことです。
ママは疲れているので、産後はすっぴんで過ごしていることが多いですし、部屋が片付いていない可能性もあります。
だから、急に来るのは辞めて欲しいのが本音です。
家に行く時は、必ず事前に連絡をとって、予定を決めておきましょう。
また、出産祝いを現金ではなくプレゼントで贈る時によくあるのが、御熨斗に赤ちゃんの名前を書く間違いです。
御熨斗は渡す側の名前を書くので、旦那さんの名前か夫婦連名で書くようにして下さいね。
出産祝いを兄弟に贈る時のマナーまとめ
兄弟とは一生関わっていくことになるので、マナーに気を付けてお祝いを渡しましょう。
私も子どもが義兄の子どもに仲良くしてもらっているので、常に失礼なことをしないように気を付けています。
でも、気を付けていることに、窮屈さは感じていません。
気を付けることで、お互いに気持ちよく過ごすことができますし、いい距離感で関わることができています。
長い付き合いになるからこそ、マナーや距離感を考えながら付き合っていきたいですね。