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除夜の鐘の時間は何時から突き始めるの?突かせてもらう時の作法は?

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年の終わりが近づいてきましたね。一年の終わりと言えば、やっぱり除夜の鐘ですよね。

鐘の音を聞くと、1年はあっという間だなぁ。今年も色々あったなぁ・・・なんて、しみじみと思いながら過ごす方も多いと思います。

ところで、除夜の鐘って何時から突いているのでしょうか?気が付いた頃には、もう鐘が鳴っている気がしますよね。

そこで今回は、除夜の鐘は何時から突き始めているのか、誰でも突かせてもらえるのか、突かせてもらう時には作法があるのか、などについて紹介します。

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除夜の鐘は何時からつくの?時間はどれくらいかかる?

煩悩を断ち切る

私が初めて除夜の鐘を突かせてもらいに行った時は23時頃に行きました。でも、その前から鐘は突かれていました。そして、終わったのが年をまたいで、0時半頃でした。

そこで、お寺の方に聞いたのですが、このお寺では、始まりが22時半からで、終わりは規定回数、つまり108回に達したら終わりで、だいたい2時間くらいかかるそうです。

実は、除夜の鐘の突き始めの時刻に決まりはなく、鐘を突く回数だけが決まっているのです。

鐘の突く回数は108回ですが、これは人間には108個の煩悩(ぼんのう)があるからだと言われています。

煩悩とは、仏教で、心身を悩ませる、迷わせる、苦しめる、怒らせる、煩わせる、などの心の作用のことで、人間の苦の原因になるとされています。

この108個の煩悩を消し去るという意味で、年明け前に107回、年明けに1回、合計108回突きます。

ちなみに仏教では、108という数字は多すぎるや数えきれない、無限といった意味もあります。つまり、人間の煩悩は無限にあるという風にも考えられますね。

時代や教えによって、煩悩の数は異なっていましたが、今は108個とされています。

除夜の鐘の回数が108回になった理由としては、それ以外にも四苦八苦を表しているとする説があります。つまり、四苦八苦は四苦(4X9)+八苦(8X9)=108なので108といった説です。

でもこれは、何かこじつけのように思えるのは私だけでしょうか?

正式な除夜の鐘の鳴らし方は、年が変わる前に107回、年が替わってから1回鳴らします。

私が行くお寺では、参加した人全員が、年が替わる前までは鐘を突くことができますが、場所によっては正確に108人までのところもあるかも知れません。

除夜の鐘を突きに行こうと思っている人は、事前に確認する事をおすすめします。

ちなみに、除夜の鐘の除夜って、どういう意味なのでしょうか?

除夜の鐘の「除夜」とは除日(じょじつ)の夜、簡単に言うと、除日は一年の最後の日、つまり大晦日のことで、除夜はその夜のことを表しています。

除夜の鐘のつき方、作法は鐘に向かって合掌してから…

初めて除夜の鐘を突いたときは、緊張して手が震えましたが、突いたときの音や振動に感動したことを今でも覚えています。

そんな除夜の鐘のつき方や作法を紹介しますね。

まず正しい鐘のつき方ですが、お坊さんが突く鐘の音を聞いたことってありますか?

実は、お坊さんが鐘をつく時は、音を大きくしたり、小さくしたりと音に強弱を付けています。

そのため鳴らす音は、前の人が大きく鳴らしたのであれば、自分は小さくしてみる、またはそこまで力を入れずに突いてみるという風に鳴らします。

絶対に強弱を付けなければならないわけではないので、力いっぱい突いても良いのですが、強弱をつけた方が、通だなと思われるかも知れませんよ!

次に除夜の鐘を突くペースですが、私が行くお寺では、お坊さんが鳴らす前に(今ですよ)と指示をしてくれます。

このお寺では、新年を迎えると最後にお坊さんが大きな音で、最後を締めてくれるのですが、この最後の鐘の音を聞くと、なんか清められたような気持ちになります。そして今年もがんばるぞと新しい年が始まったことを実感します。

鐘をつく作法は、一般的には

① 鐘を突く前に鐘に向かって合掌・一礼をする

② 縄を引っ張って1回鳴らす

③ 鐘に向かって合掌・一礼をする

の流れです。

この3つの流れを覚えていれば大丈夫なので、難しく考えることはありませんよ。

ただし、本堂にお参りをしてから鐘を突くことを戻り鐘(もどりがね)といい、「戻る=先に進めない」ということで縁起が悪いとされていますので、注意してくださいね。

本堂へのお参りは鐘を突いてからにしましょう。

また、お寺によって1人で突かせてくれるところや3人で突くところ、中には17人で突かさせてくれるところなんかもあるみたいです。

鐘を突かせてもらうのに、料金はかかるの ?

お賽銭

鐘を突かせてもらうのに、料金はかかるのでしょうか?

料金がかかる、かからないは、お寺によってさまざまです。ちなみに私が行くお寺では、料金がかかりません。

料金がかからないお寺でも、「鐘を突かさせてくれてありがとう」と感謝の意味と、「今年1年よろしくお願いします」の意味で、お賽銭は入れたいですね。

ちなみに、私の行くお寺は、料金がかからないので、お賽銭を入れています。

今まで何回か除夜の鐘を突きに行きましたが、鐘を鳴らすと清らかな気持ちになりますよ。

あなたも是非、今年は除夜の鐘を突きに行ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

今年ももうすぐ終わりですね。また今年も除夜の鐘をつく日が近づいてきました。

なかなか自分が除夜の鐘を突くなんて想像がつきませんが、お寺は除夜の鐘を突かせてくれますよ。

今年いいことなかったなぁ・・・なんて思う人は、除夜の鐘をつきに行ってみてはいかがでしょうか?

始まりの時間や料金などは、お寺によって違うので、事前に問い合わせをする事をおすすめします。

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