冬至に「ん」のつく食べ物を食べるのはなぜ!?由来や効果を解説!

スポンサーリンク

昔から冬至には
「ん」の言葉がつく食べ物を食べると
良いと言われています。

私も子供の頃から
母親に冬至の日には
「ん」の付くものを
たくさん食べるといいから
今日はいっぱい食べなさいね!
と言われていました。

子どもの頃は
何も思わずに食べていましたが
どうして冬至に「ん」のつく食べ物を
食べるといいのか気になりますね。

そこで今回は
なぜ冬至に「ん」がつく食べ物を食べるのか
その効果や由来などを詳しく紹介します。

スポンサーリンク

冬至に「ん」がつく食べ物を食べると運気がUPする!?

日本人は昔から
当て字やダジャレなど言葉を置き換えて
縁起を担いできました。

例えば、数字の「8」は
末広がりで縁起が良いとされ
「7」はラッキーセブンで
良い数字とされています。

数字以外にも、鯛は「めでたい」
ブリは出世魚なので
出世できるようにとの願いを込めて
食べられたりします。

その逆に「4」は、「し」と読み
「死」を連想するので嫌われる数字です。

それと同じように
「ん」が付く食べ物は「運」が付く
と考えられています。

それでは「ん」がつく食べ物とは
どんな食べ物があるのでしょうか?

にんじん、だいこん、こんにゃく、
れんこん・・・
挙げればきりがありませんね。

ちなみに
冬至に食べるには
「ん」が2個つくものが特に良い
とされています。

「ん」がつく食べ物は
祝い事の食事によく使われていて
お正月のおせち、子供のお食い初めや
婚礼など祝いの料理には必ず入っています。

それらも「ん」がつく食べ物が
「運」や「運気」が上がる食材と
されているからです。

「ん」のつく食べ物が
運気UPにつながることは
分かったと思いますが
なぜ冬至に食べるのでしょうか?

冬至に「ん」がつく食べ物を食べるようになった由来は?

冬至は、一年で太陽が最も南寄りを通り
昼間が一番短い日です。

つまり
太陽の力は冬至に向けて弱まっていき
冬至を過ぎると再び強まっていく
と考えられ
一陽来復と表現されることもあります。

また、冬至を越すと
昼間がだんだん長くなっていく
つまり、冬が終わって春になることから
悪いことが終わり、良くなっていく
という意味もあります。

その節目の日に
運が付く食べ物を食べて
運気上昇に拍車をかけるために
冬至に「ん」の付く食べ物を食べます。

冬至に食べるのには
それ以外にも理由があります。

「春の七草」というものがありますが
これは邪気を祓い
無病息災などを願います。

同様に、冬にも
「冬の七種」があるのです。
草ではないので七種です。

この七種を食べる理由は
冬の野菜が少ししか採れなかった時代
寒い冬を病気にならないように
んがつく栄養あるものを食べていた
と言われています。

そこで
陰の極みである冬至を越えるために
栄養があるものを食べるのです。

 

栄養がある冬至の七種とは?
その食材と効能を紹介していきますね。

●れんこん
れんこんはビタミンCが多く含まれていて
風邪予防に効果があります。

寒天
寒天は海藻から作られ
多くの食物繊維が含まれています。
冬に特に多いといわれる
脳卒中や動脈硬化の予防に効果があります。

南瓜(かぼちゃ)
南瓜はビタミン類やβカロテンなどが
豊富です。
体を温めてくれる効果があり
風邪の予防にもなります。

>>>かぼちゃは太る?実はダイエットにも効果的!

うんどん(うどん)
温かいうどんは
体を温めてくれますよね。
その上、消化されやすいので
胃腸にもやさしいです。
また、いろいろな食材を入れることで
栄養のバランスがとれます。
ちなみに昔「うどん」のことを
「うんどん」と呼んでいました。

んなん
ぎんなんは免疫力の向上や
咳止めに効果がありますが
最大の特徴はビタミンEです。

ビタミンEには抗酸化作用があり
不飽和脂肪酸やその他の成分が
酸化することを抑えて
細胞の老化を防ぐ効果があります。

きんかん
きんかんは柑橘系特有の
ビタミンCやヘスペリジンを
多く含んでいます。

きんかんの皮を剥く人は
あまりいないと思いますが
皮ごと食べることで
生活習慣病予防や血流改善など
さまざまな効果があります。

にんじん

にんじんの栄養素は
βカロテンやカリウムなどで
肌の調子を整えたり
高血圧予防、便秘解消などに
効果があります。

 

ちなみに先ほど
「ん」が2個付く食べ物が特にいいと
紹介しましたが
冬至七種は
「ん」が2個付く食べ物ばかりです。
気づきましたか?

「にんじん」「ぎんなん」「なんきん」
「きんかん」「うんどん」「かんてん」
「れんこん」

全部「ん」が2つついているので
とても良いということになりますね。

「ん」のつく食べ物は
とても美味しいものばかりなので
筑前煮や金柑の甘露煮
寒天ゼリーなどにして
おいしく食べてくださいね。

>>>ゆず湯で肌がピリピリする!かゆい時の対処法は?柚子湯の効果は?

>>>ゆず湯は赤ちゃんでも入れる?入り方を紹介!

>>>ゆず湯の残り湯で洗濯しても大丈夫?ゆずは捨てるしかないの?

まとめ

冬至を境に弱まった太陽の力が
回復していくとされています。

その冬至に
「ん」の付く食べ物を食べると
運気が上がると言われています。

「ん」の付くものって
美味しいものばかりで
食べなれたものばかりですね。

私も今年は
冬至に「ん」の付く食べ物を
たくさん揃えて
思いっ切り運気アップを
目指したいと思います。

タイトルとURLをコピーしました