子育てをしていると、何かと悩み事が多いですが、そんな中、子育てについて祖父母や周りが口出しすることにイライラする人もいると思います。
私も実際、子育てについて口出しされたことがあり、イライラした経験がありました。
イライラし過ぎて、人に会うことすら拒んだ時期もありました。
しかし、今では口出しをすることを辞めてもらったおかげで、人と接することができますし、気持ちよく育児をすることができています。
でも、なかなか言い出しにくいのが現実ですよね。
そこで、私の経験をもとに、祖父母と対立せず、子育てについて口出しすることを辞めてもらう方法を紹介します。
子育てに口出しされてイライラ!祖父母の口出しへの対処法とは?

子育てに口出しされることに対して、イライラしてしまうことって、本当に多いですよね。
私も初めての育児の時を含め、少し前までは子育てに口を出され続けて、かなり神経質になっていました。
そんな口出しをすることに対して、どうやったら対立せずに止めてもらうことができるのでしょうか?
まず根本的に、今の育児と昔の育児はやり方が違うということを認識してもらう必要があります。
代表的なことで言えば、昔の離乳食は生後3か月からでしたが、近頃では生後6か月からとされています。
また、昔では赤ちゃん向けのジュースがいろいろ売られていました。
まだ小さかった妹が美味しそうに飲む姿を見て、私はいつも飲ませたくて仕方なかったことを覚えています。
でも今では、どこに行っても赤ちゃん向けのジュースなんてスポーツドリンクかリンゴジュースくらいで、ものすごくジュースの種類が減りました。
これは赤ちゃんに飲ませる必要がないからということで無くなったんです。
これもまた今と昔の違いですね。
このように色々と変わってきていることを、祖父母や周りの人はわかっていないんです。
実際に自分はちゃんと育て上げたので、自分のやってきたことが今でも正解だと思い込んでいるんです。
それを教えてあげないと、祖父母や周りの人はいつまでも口出しを続けます。
そこで、肝心の【どうやって教えるのか】ですが、私が口出しをされなくなった決定的な言葉は、
『小児科の先生に言われた』
これだけでした。
やはり、祖父母や周りの人も医療機関の人には弱いです(笑)。
私の場合は、祖父母が医療機関の人なのでイチかバチかでしたが、信頼している先生の名前を出して、
「あの先生がこう言ってました。」
と言ったとたんに、あの人が言うなら・・・となったんです。
これが医療機関の関係者でなければ、もっと効果はあると思いますよ。
一度言ってみてはいかがでしょうか?
他には、夫に言ってもらうことです。
やはり親子間では言いやすいので、夫から今の子育ての仕方はこうだとか、やんわり言ってもらいましょう。
「口出しされるのを嫌がってるから止めてあげて!」
など率直な言い方をしてしまうと、対立してしまう可能性が高いので、やんわりと言ってもらいましょうね。
最後は、口出しされても聞き流す事も大切です。
私は聞き流せなかったので、その後の口出しはひどいものでした。
嫌な思いをすることになるので、口出しをしてくるなぁと感じたら、聞き流すのも1つの手ですよ!
ぜひお試しください。きっと解決すると思います。
それでは、私の口出しされた体験をいくつか紹介します。時間があれば読んでみてくださいね。
私の場合、まず一人目の子が産まれてすぐに口出しは始まりました。
私は自分の妹と年がかなり離れているので、妹が産まれてから成長していく過程を見続けていました。
母がやっている妹の子育ても喜んで手伝っていたので、ある意味子育ての流れは理解していました。
だから、初めて自分の子供が生まれた時には、母に学んだことを参考に子育てをしていました。
そんな中、初めて口出しされたのが、沐浴上がりの水分補給です。
私の実家では、子供の沐浴が終わると、哺乳瓶で白湯を飲ませます。
これは、私が赤ちゃんの頃から続けていたことだそうで、私も当然のように、沐浴上がりに白湯を飲ませようとしました。
すると、義母から
「ちょっとちょっと何飲ませてるの?」
と声がかかりました。
「白湯ですけど・・・私の実家では沐浴上がりに飲ませるんです。」
と答えました。
「うーん、それはいらないかなぁ。おっぱい飲ませたら水分補給になるし。」
でも、初めての育児だし、おっぱいがちゃんと出てるかわからないし・・・。
そう思ってはいたものの、言い返せなかった私は祖母の言うことに従いました。
そこで、私が飲ませなかったのが失敗だったんだと私は思っています。
それからは、何でも口出ししてきたり勝手にやってしまったり。何でも自分勝手に始めました。
ある時、母乳の出が悪いと思っていた私は、粉ミルクを作ることにしました。
その時も、白湯の時と同じで、
「え?何で粉ミルク?母乳止まっちゃったの?」
と言います。
「止まったわけではないですけど、子供がすぐ起きるんで、母乳が足りてないのかなぁと思って作ってみるんです。」
そういうと、
「ミルクより母乳を飲ませなさい。吸わせれば出るから・・・」
そう言われました。
でも、そしたらずっと吸わせるんですか?
子供が満足するまで吸わせ続けるなんて、とてもじゃないけど無理です。
ちょっとくらい、ミルクで満腹になってもらって、まとまって寝てほしいからミルクを足したんです。
確かに母乳育児はいいのかもしれませんが、別にミルクを使ってはいけないなんて聞いたこともありません。
実際に、産院でも「適度にミルクを使うのもいいです。」と言われたから、私の休憩も含めてミルクを作っただけなんです。
それもいけないというので、またまた私はミルクを作るのをやめて、母乳を1時間でも吸わせることになりました。
いつまでもぐずり続ける子供に対し、苛立ちまで覚えたくらいです。
さらに抱っこをし過ぎると、抱き癖がつくだとか、よく言われました。
「泣かせておいた方が、肺が鍛えられていいから泣かせておきなさい。」
と言われたこともありましたが、実際には、医学的に根拠がないんですよ。
泣かせないことに、神経質になる必要にありませんが、抱っこがダメってことはないんです。
ふれあいの時間は大切にしないといけないと私は思います。
代表的な事を書いてみましたが、これ以外にもたくさん口出しされている人もいると思います。私も書き出すと止まらないくらいありますよ。
最近の子育て事情をわかってもらって、口出しされずに育児しましょうね。
どうして周りは子育てに口出ししてしまうのか?
口出しされるのは本当に苦痛に感じますが、どうして祖父母や周りの人は口出しをするのでしょうか?
もちろん意地悪やあなたを困らせようとしているわけではなくて、あなたを思って言ってくれているんです。
それはあなたもわかっていますよね。わかっているからこそ、言い出せずイライラしますよね。
祖父母や周りの人は、それがあなたにとって迷惑なことだなんて思ってもいないからこそ、口出しを続けてしまうんです。
自分はちゃんと子育てしてきて正解を知っているから教えてあげたい!
って、うずうずしてしまうんですね。
母乳の話だってそうです。
昔は吸わせれば出ると言われてきましたが、それではお母さんが疲れてしまうからと、今はミルクの併用も推奨されています。
今のミルクは昔と違い安全性も高いですし、母乳よりも栄養価が高いなんて言われているくらいです。
でも、今現在子育てをしていない人は、新しい知識を取り入れる必要はありませんよね。
だから、逆にあなたが教えてあげてもいいかも知れませんよ。
そうすると、もしあなたがどうしても用事で祖母に赤ちゃんを預けないといけなくなった時でも、祖母は負担が少なく預かることもできると思います。
口出しされてイライラしている時は余裕がないですが、義母や周りの人も悪気があるわけではない、ということも頭の隅に入れておいてほしいなぁと思います。
まとめ
祖父母や周りから育児の口出しをされるのは、本当に苦痛ですよね。
自分の好きなようにさせてほしい!と思いっきり言いたいところですが、そんなわけにもいかず困っているあなたは、
・小児科の先生に言われたと言ってみる
・産院で言われたと言ってみる
・夫にさりげなく言ってもらう
こんなことで、口出しをしないように伝えてみましょう。
こうすることで、対立せずに口出しを止めてもらえますよ!
あなたのことを思って言っていることも忘れずに!