今回は、ゴキブリの死骸を置いておいても、見せしめにはならない理由と、ゴキブリが苦手なあなたにおすすめの死骸の捨て方を紹介します。
視界に入るだけでゾッとするゴキブリ。
見えない所に死骸を置いておけば、見せしめになって、ゴキブリがいなくなるんじゃないかと考えたことありませんか?
実はゴキブリは、仲間の死骸もエサとして食べてしまうので、逆にゴキブリが集まってくる可能性がありますよ。
どこまでも恐ろしいヤツ・・・。
ゴキブリを殺したら、サッサと捨ててしまうのが正解です。
ゴキブリの死骸を放置してはいけない理由とは?
田舎に行くと、田んぼにカラスの人形を吊るして見せしめにしている光景を、見たことがある人もいると思います。
同様にゴキブリの死骸を置いて見せしめにすれば、ゴキブリが逃げ出すと考える人もいますよね。
でも、待ってください!
この見せしめ作戦は、ゴキブリには効果がありません。
それどころか逆にゴキブリを呼び寄せてしまうことも・・・。
実は、ゴキブリにとっては、仲間の死骸もエサなんです。
どこまでもダーティーなヤツら。。。
なので、ゴキブリを殺したら、サッサと捨てるようにしましょう。
他にも、死骸を放置しておくと、次のようなこと起こる可能性があります。
- 殺したと思ったゴキブリが仮死状態だっただけで、時間が経つと生き返る
- 殺したゴキブリが卵を持っていて、放置している間に子ゴキブリが孵る
- 殺虫剤で殺した場合、それを食べたゴキブリが殺虫剤に耐性を持つ
- ゴキブリを食べるクモやムカデなどの虫が寄ってくる
考えただけでもゾッとしますよね。
特に、卵を持っていた場合は最悪です。
ゴキブリの卵は、硬いカプセルに入って守られています。
なので、親ゴキブリが殺虫剤で死んでいても、卵は生きている可能性が高いです。
おまけにカプセルの中には、卵が20個くらい入っているんです。
もし、それが孵ってしまったら・・・。
想像するだけで発狂しそうですよね。
ゴキブリの死骸は放置せず、確実に捨てるようにしましょう。
ゴキブリの死骸の処理の仕方はどうすればいい?
ゴキブリの死骸は、すぐに捨てないといけないことがわかりましたね。
でも、ヤツらが視界に入るだけでも嫌なのに、捨てるとなると直接ではないにしても、触らないといけませんよね。
少しでもヤツと距離を保ちたいあなたにおすすめな方法は次の3つです!
- ほうきとチリ取りですくって捨てる
- 火ばさみで挟んで捨てる
- 掃除機の先に水切りネットなどを取り付け、吸い付けて捨てる
ほうきとチリ取りや火ばさみを使ってもいいですが、この方法だと直接ゴキブリに触れたそれらを保管するのに抵抗がありますよね。
なので、私のオススメは掃除機に水切りネットです。
水切りネットがない場合は、リードペーパーを輪ゴムで止めてもOKです。
ただし、キッチンペーパーやティッシュは薄く、破れることがあるのでオススメしません。
掃除機なら、ゴキブリと一番距離を取れる上に、水切りネットごと捨てればOKですよ。
捨てる時は、そのままゴミ箱に入れるのではなく、ナイロン袋などに入れて、口を縛って密閉してから捨てるようにしましょう。
死骸をそのままゴミ箱に捨てるのは、ゴミ箱に放置しているのと同じです。
ヤツが生き返ったり、卵が孵ったりした場合は、ゴミ箱から出てきてしまいますよ。
このナイロン袋に入れて縛る時が、ヤツと最接近するシーンなんですが、私にはハードルが高いです。
なので、ナイロン袋にぐちゃぐちゃに丸めた新聞紙を入れておいて、その中にヤツを投入。
さらに、その上から丸めた新聞紙を投入して、ヤツが見えない状態にしてから縛っていました。
それでも縛るのが辛いなら、大きめのジップロックを使えば少しでも距離は保てるので、マシかも知れません。
また、掃除機のゴミパックがいっぱいの状態に近いなら、死骸をそのまま吸い込んでしまいましょう。
ゴミパックごとナイロン袋に入れれば、ヤツが目に触れることはありませんよ。
ちなみに私は、最近は死骸になっても私をゾッとさせるヤツらの退治は、ブラックキャップにお願いしています。
これなら死骸を食べたゴキブリにも効果がある(箱の説明に書いてある)ようなので、巣ごと全滅できる可能性があります。
全滅したのかは分かりませんが、ブラックキャップを使い始めてから、ヤツらの姿は見ることはないです。
ちなみに、外からの侵入を阻止しようと、玄関先にブラックキャップを置いておいたら、ダンゴムシがおびき寄せられて大量死していたことがありました。。。
屋外に置く時は注意してくださいね。
ゴキブリの死骸は見せしめにならないまとめ
今回は、ゴキブリに死骸が見せしめにならない理由と、死骸の捨て方について紹介しました。
仲間の死骸もエサにするとは、どこまでもダーティーなヤツら。
ゴキブリは生命力が強いので、念のためナイロン袋に入れて密閉して捨てましょうね。
私は今では、ブラックキャップなどの死骸を食べたヤツらにも効果があるエサ系殺虫剤を使ってます。
ブラックキャップを使ってから、姿を見ることがなくなりましたよ。