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りんごがぼけるは方言!パサパサが一般的?ぼけたりんごは復活できる?

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私が住んでいる地域では「りんごがぼける」って普通に使うので、日本全国どこでも通じると思っていましたが、調べてみると実は方言だったんですね。

方言と言ってもかなり広い地域(日本の1/3程度)で使われているようなので、準標準語と言ってもいいかも知れませんが。。。

今回は、「りんごがぼける」の意味や使われる地域、さらにはボケたりんごの活用法について紹介します。

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りんごがぼけると言う地域はどこ?一般的には何て言う?

昔から普通に使っていた「りんごがぼける」という表現。

りんごが古くなって水分がなくなり、パサパサして美味しくなくなる状態のことを言います。

りんごの味がハッキリしなくなった状態を指すので、ぼける(ぼやける)と言うんでしょうか。
料理でも「ぼけた味」って言いますよね?

この表現、実は方言だったんです。

調べてみると・・・
北海道青森秋田長野新潟富山石川茨城栃木群馬山梨長野岐阜兵庫広島
この辺りで使われているようです。

でも、同じ県内でも知らない人もいたりと、ハッキリとしないみたいです。

どうもりんごの産地である長野県が発祥のようですが、「りんごがぼける」という表現もぼけてるようです^^

昔ならいざ知らず、今は人の移動が激しいので混ざり合ってぼけてしまうんでしょうね。

 

ちなみに、りんごが「ぼける」と表現しない地域では「パサパサになる」「カスカスになる」「スカスカになる」「ボソボソになる」などと言う所が多いようです。

山形県や福島県などでは「みそになる」って言うそうですよ。




ぼけりんごは何故できる?

果物の多くは収穫後もエチレンというガスを放出して熟していきます。

エチレンはバナナで有名ですが、りんごはエチレンの放出量が特に多いそうです。

熟す過程で、蓄えた糖分がエネルギーとして使われるので、甘味がなくなっていくんですね。

また、呼吸などの代謝によっても糖分や水分が奪われるので、パサパサした甘くないリンゴになってしまうんです。

ちなみに、果肉が硬い品種よりも柔らかい品種の方が早く熟してボケやすいそうですよ。

りんごが赤くなると医者が青くなるって聞いたことがありませんか?

それほどリンゴにはいろんな効果があるんです。

詳しくはこちらの記事で紹介しているので、読んでみて下さいね。

りんごが赤くなると医者が青くなるは本当!?リンゴの効能は?
今回は、リンゴに含まれる栄養素や効果的な食べ方・保存方法について紹介します。昔から『リンゴが赤くなると医者が青くなる』と言われています。リンゴの効能を少し紹介すると、大腸がんの予防・ 高血圧の予防・ 便秘解消・ むくみ解消・ 肥満予防などがありますよ。

ぼけたりんごは復活できる?おいしく食べる方法6選!

先ほども紹介した通り、ぼけたりんごは水分だけじゃなく糖分も失われています。

なので、もとの甘くシャキシャキしたリンゴに復活させることはできません

でも、美味しくないまま食べるのもイヤだし、そのまま捨ててしまうのももったいないですよね?

そこで、ぼけたリンゴを美味しく食べるオススメレシピを紹介します。

リンゴジュース

りんご 1個
砂糖 小さじ1
レモン汁 小さじ1
水 100ml

  1. りんごはよく洗い、芯を取って一口大に切り、耐熱ボウルに入れる
  2. ①に水を加えてレンジで加熱する(熱くなればOK、70℃くらい)
  3. ミキサーに②、砂糖、レモン汁を加えて攪拌する
  4. ふきんやキッチンペーパーで濾す

※リンゴを加熱することで変色が防げます

りんごのはちみつ漬け

りんご 1個
はちみつ りんごが浸るくらい

  1. りんごはよく洗って芯を取り除き、厚さ5㎜ほどのいちょう切りにする
  2. 容器に①を入れ、上からハチミツを流し込んで一晩おく
    (長期保存する場合は冷蔵庫に入れる)

※お好みでシナモンパウダーを入れても美味しいです

 

りんごのはちみつ漬けのいろんな効果については、こちらの記事で紹介しています。

りんごのはちみつ漬けの効果とは?健康効果と日持ち効果を紹介!
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りんごのコンポート

りんご 1個
グラニュー糖 40g
レモン汁 小さじ2
水 100ml

  1. りんごは皮をむいて芯を取り、好きな大きさに切る
  2. 鍋に①、グラニュー糖、レモン汁、水を入れて軽く混ぜ、フタをして弱火で8~10分ほど煮る
    (耐熱ボウルに入れてラップをし、レンジで3分、全体を混ぜてさらに2分加熱してもできます)
  3. りんごが透き通ってきたらお箸で刺してみて、柔らかくなっていればそのまま冷めるまで置く
    (汁ごと冷蔵庫で冷やすと、より汁を吸って美味しくなります)

※ヨーグルトに混ぜたりパンに乗せたりするなら薄切り、そのまま食べるなら8つ切りが美味しいですよ

りんごのソテー

りんご 1個
バター 20g
砂糖 大さじ1

  1. りんごはよく洗って櫛切りにする(皮はお好みで)
  2. フライパンにバターを熱し、①を平らに並べて弱火で焼く
  3. りんごが柔らかく透明になってきたら裏返し、砂糖を振りかけ、とろみが付くまで焼く(お好みでシナモンパウダーを振る)

りんごジャム

りんご 1個
砂糖 りんごの重さの40%くらい
レモン汁 大さじ1

  1. りんごは皮をむいて芯を取り除き、厚さ5㎜ほどのいちょう切りにする
    (切ったりんごはすぐに塩水に浸ける)
  2. りんごの水を切って鍋に入れ、砂糖、レモン汁を加え、時々かき混ぜならが弱火で40分ほど煮る
    (アクが出れば取り除く)

※瓶に詰める場合は、熱々のうちに瓶に詰め、冷めてからフタをする

アップルクランブル

りんご 1個
はちみつ 30g
薄力粉 100g
グラニュー糖 70g
バター 50g
シナモン 小さじ1/2

  1. りんごは皮をむき、芯を取り除いて薄切りにする
  2. ①にハチミツを加えて和える
  3. ボウルに薄力粉、グラニュー糖、バター、シナモンを入れ、指でバターをつぶすように混ぜる
  4. 生地を手のひらで擦り合わせ、ポロポロの状態になるまで練る
  5. 耐熱容器に薄くバター(分量外)を塗って②を入れ、④を上からかける
  6. オーブン(トースターでも可)に入れ、アルミホイルをかぶせて15分、はずしてさらに5分、200℃で焼く

 

これ以外にも、すりおろして肉に揉みこむと、肉が柔らかく甘くなるのでおすすめです。



りんごがボケるは方言まとめ

今回は、りんごに「ぼける」という表現が使われる地域やボケたリンゴの美味しい食べ方について紹介しました。

りんごが「ぼける」と表現するのは北海道と1/3程度の県のようで、りんご栽培が盛んな地域が多いようですね。

また、ぼけたリンゴは、ジュースやジャムの他、コンポートやソテー、アップルクランブルなどにして食べるのがオススメですよ。