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朝にバナナは食べない方が良い?朝・昼・夜で違うメリットを紹介!

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年中手に入って気軽に食べられる果物と言えばバナナですよね?

「朝にバナナを食べない方がいい」と聞いたこともあると思いますが、そんなことはないですよ。

バナナにはいろんな栄養素が含まれているので、朝・昼・夜と食べる時間帯によって期待できる効果が違います。

今回は、バナナの効果的な食べ方を紹介します。

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朝にバナナを食べない方がいいは嘘?朝バナナのデメリットとは?

手軽に食べられるので忙しい朝にもピッタリのバナナ。

バナナは朝食に向かないと聞いたことがあるかも知れません。
でも、バナナは朝に食べても問題はありませんよ。

バナナは糖質を多く含んでいるので、睡眠中に失われたエネルギーを速やかに補給することができます。

ただし、フルーツ全般に言えることですが、バナナにはタンパク質や脂質がほとんど含まれていません

1日を元気よく過ごすには糖質だけではなく、タンパク質や脂質もしっかり補給しておく必要があります。

健康的な朝食にするには、バナナだけで済ませるのではなく、タンパク質と脂質が補えるヨーグルトなどを添えるといいですね。

「朝にバナナを食べない方がいい」のではなく、「朝にバナナだけを食べない方がいい」ですね。



バナナに含まれる主な栄養素は6つ!

いつでも手軽に食べることができるバナナ。

馴染みがあり過ぎて侮ってしまいがちですが、バナナにはいろんな栄養素が含まれています。

いくつか紹介しましょう。

糖質

甘いバナナで最初に思い浮かぶのが糖質ですよね。
糖質はダイエットの敵とのイメージが強いですが、体や脳のエネルギー源となる大切な栄養素です。

バナナにはすぐにエネルギーとして使えるブドウ糖やゆっくり消化されるデンプンが含まれています。

若いバナナにはデンプンが多く、熟すにつれてデンプンがブドウ糖に分解されて甘味が増していきます。

若いバナナにはレジスタンススターチと呼ばれる、消化されずに食物繊維のような効果を持つデンプンが含まれているので、便秘がちな人には若く青いバナナがオススメですよ。

食物繊維

食物繊維は便秘予防などの整腸効果の他、血糖値の上昇を抑えたり、血中のコレステロール濃度を下げるなどの効果があります。

日本人には不足がちとされている栄養素なので、バナナで手軽に摂れるのは嬉しいですね。

カリウム

カリウムは体内の塩分(ナトリウム)を排出させる働きがあり、高血圧やむくみの予防に効果があります。

マグネシウム

骨と言えばカルシウムを思い浮かべますが、骨の正常な代謝を助け、丈夫でしなやかな骨を作る働きがあるのがマグネシウムです。

他にも、血液中のカルシウム濃度を調整して筋肉の動きをスムーズにすることから心疾患を予防したり、高血圧を予防する効果もあります。

また、神経の興奮を抑えて精神を安定させる効果もあるようです。

ポリフェノール

ポリフェノールは強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去することから、動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果があります。

ポリフェノールは効果があまり持続しないので、こまめに摂取しましょう。

アミノ酸

バナナに多く含まれるトリプトファンは、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの原料となります。

セロトニンは精神安定剤と似た分子構造をしているので、特にストレスに対して効果があります。

皮をむくだけで手軽に食べられるのにこの栄養素!

これは毎日バナナを食べたくなりますね。




バナナって、そのまま置いておくとすぐに傷んで黒くなってしまいますよね。

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バナナはいつ食べると効果的?時間帯で違うバナナの効果とは?

バナナは食べるタイミングによって、いろんなメリットがあります。

ここでは、朝・昼・夜の3つのタイミング別にバナナの効果を紹介します。

朝バナナ

先ほども紹介しましたが、ブドウ糖は分解しなくてもそのままエネルギーとして利用できます。

バナナにはそのブドウ糖が他の果物に比べて多く含まれています。その量はなんと、ブドウ糖の名前の由来となったブドウと同程度!

一方、脳は睡眠中も活動を続けていて、ブドウ糖を消費し続けています。

朝食にバナナを食べることで、脳にもすぐにエネルギーをチャージできるので、脳の立ち上がりも速くなりますよ。

 

バナナのデンプンはバナナが熟すほどブドウ糖に分解されて甘味が増します。
なので、素早くエネルギーをチャージしたい時は甘く熟したバナナを食べることで、効果的にブドウ糖を補給できますよ。

また、バナナは1本あたり約85kcal。
食パン1枚やご飯1杯が200kcal強あるのに比べると半分以下のカロリーです。

バナナは腹持ちもいいので、朝食の主食をバナナに置き換えればダイエット効果も期待できますね。

 

また、バナナにはセロトニンの原料となるトリプトファンが多く含まれていますよ。

セロトニンは夜になると、体温を下げて眠りやすくするメラトニンに変化します。

セロトニンの分泌を促すには日光を浴びて目から光を入れることが効果的です。
朝食にバナナを食べて朝日を浴びることでセロトニンの分泌量を増やせます。

セロトニンはリズミカルな運動でも分泌が促されるので、通勤通学時に朝日を浴びながら15分ほど歩くといいですね。

昼バナナ

バナナには糖質をエネルギーに換える時に必要なビタミンB1 が含まれています。

ビタミンB1 が不足するとエネルギー補給ができずに疲労感が出てきます。

バナナを昼に食べることで、ビタミンB1と糖質を同時に摂取できるので、午後の時間も疲労感なく元気に過ごすことができますよ。

 

また、バナナにはすぐにエネルギーとして利用できるブドウ糖の他にゆっくり消化・吸収されるショ糖やデンプンが含まれています。

昼にバナナを食べると仕事終わりまで継続的にエネルギーが供給されるので、午後の能率も上がることも期待できますね。

デンプンは若いバナナに多く含まれるので、スタミナを持続したい時は若いバナナを食べるといいかも知れませんよ。

バナナは手軽に食べられる上に腹持ちもいいので、小腹がすいたときにおやつとして食べるのもオススメです。




夜バナナ

バナナに含まれるトリプトファンはセロトニンの原料となることは先ほど紹介しました。

セロトニンがメラトニンに変化して睡眠を促すので、夜にバナナを食べると寝つきが良くなると考えてしまいますよね。

でも、調べてみると、セロトニンがメラトニンに変化するには13~14時間かかるようなのです。
なので、夜にバナナを食べたとしても、寝るまでにメラトニンの生成が間に合いません。

寝つきを良くしたいなら、バナナは朝に食べる必要がありますよ。

 

バナナにはカリウムが多く含まれているので、夜に食べることで体内の余分な塩分を排出してくれて、むくみ予防に効果が期待できます。

ただし、バナナに多く含まれる果糖は中性脂肪に変わりやすいので夕食の炭水化物を減らすなどの工夫をした方がいいかも知れませんね。

 

下の記事では、スーパーで見かけるGABAバナナについて紹介しているので、良かったら読んでみて下さいね。

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まとめ

今回はバナナに期待できる効果を時間帯別に紹介しました。

安くて年中手に入るバナナ。私は特に何も考えず適当に食べていましたが、なかなか使える果物でしたね。

これからは積極的に活用していこうと思います。