親として子供の成長は楽しみですよね。産まれてから成長の過程を記録しているママも多いと思いますが、首が座った後の楽しみといえば、やはり寝返りだと思います。
でも子供っていつごろ寝返りするの?と気になりませんか?
そこで、子供の寝返りっていつごろから始まるのか、また寝返りを始めたときに注意すること、を私の体験から書いてみたいと思います。
寝返りをし始めるのは生後6ヵ月くらいから!

子供はたった1年ですごい成長を見せてくれます。あまりにも早く成長してしまうので、うれしい反面、少し寂しくもあります。そして、子供が最初に自分自身で頑張らなければいけないのが寝返りです。
我が子が寝返りをしたとき、私はすごく感動したので、すぐに携帯で動画を撮って夫に送ったのを今でもハッキリと覚えています。
では、平均的に寝返りをし始めるのっていつ頃からなのでしょうか?
母子手帳には、6ヵ月~7ヵ月の成長の項目のところに、「寝返りしますか?」と書いてあります。このことからもわかるように、一般的には6ヵ月~7ヵ月あたりから寝返りをし始めます。
しかし、これはあくまでも目安なので、まだ寝返りが出来ていなくても心配する必要はありません。
私の子供のうちの1人は、寝返りをし始めるのが遅く、9ヵ月のころにやっと寝返りをしました。寝返りをしたというよりも、平均よりも遅いので、保育士さんが見かねて、おもちゃで誘導して半分強制的に寝返りをさせました。それからはコツをつかんだのか、自分で寝返りをするようになりました。
そして、次の子供は、なんと3ヵ月で寝返りをしました。
私もまさか3か月の子が寝返りをするなんて思っていなかったので、少し目を離していたためにビックリしました。
しかし1つ問題が…それは、まだ完全に首が座っていないことです。
首が座っていないので、首を持ち上げることなく寝返りをします。そのため、うつ伏せになると顔が布団に押し付けられて窒息の恐れがあるのです。この頃は、本当に子供から目を離すのが不安でした。
寝返りがゆっくりな子と早すぎる子を見てきた私は、他の人が寝返りで悩んでいても、個人の性格や体格、タイミングによるので、全然心配なんかすることないよとアドバイスしています。
あなたが自分の子が寝返りをしないと悩んでいるのなら、全く焦る必要はありませんよ。ゆっくりマイペースに、その子なりに成長していきますよ。
寝返りをし始めた時に注意すべきことは?

子供が寝返りをし始めると危険なことがグンと増えるので注意が必要です。
どんな危険があるかというと・・・
① うつ伏せになることで窒息の恐れがある
② コロコロと移動できるために転落の恐れがある
③ コロコロと移動できるために何かにぶつかる恐れがある
④ 何かにぶつかった時に上から物が落ちてきて当たる恐れがある
など。
特に、注意したいのは窒息です。
寝返りをし始めたころは、うつ伏せのままにしておくと窒息してしまいます。子供はすぐに疲れてしまうので、最初は首を持ち上げていたとしても、疲れて力がなくなっていきます。
そうすると、顔が布団に埋まってしまい窒息してしまいます。だから、寝返りをし始めた頃こそ一番危険で、絶対目を離してはいけません。
私も実際にヒヤっとした体験をしたことがあります。それは寝返りを始めたばかりの子を寝かしつけて、家事をしていたときのことです。
普段は子供をチラチラ見ながら家事をするのですが、その日は少し忙しくて寝室から離れてバタバタしていました。ぐっすり眠っているし、すぐに戻ってくるから大丈夫だと思い少し油断していました。
数分が立ち、寝室から驚くほどの泣き声が聞こえてきたので、私はあわてて寝室に行きました。普段はあまり泣かない子なので、何か痛いことがあったのかと思って子供を見ると、寝返りをしていたのです。
きっと物音か何かで目が覚めてしまい、寝返りをしてしまったのだと思います。途中で苦しくなってしまったのに自分では戻れないので、力を振り絞って泣いたのだと思います。
すぐに気付いたので良かったですが、もし泣き声を聞けていなかったら、最悪の事態になっていたかもしれません。
その時、我が子の表情はというと、布団に顔が埋まっていたので、すごい汗をかき、辛そうな顔をしていました。
私は少しの間なら大丈夫だと思っていたことを反省し、ある程度大きくなるまでは、寝室を離れるときは子供を連れていき、できる限り目を離さないように考え直しました。
私はこれ以降、同じことは繰り返しませんでしたが、友達も寝返りで子供が危険な事になったことがありました。友達も同じく家事をしていたときのことです。
子供をベビーベッドに寝かしていたのですが、その日はうっかり、ベビーベッドの柵を外したまま家事をしてしまったのです。振り返った時には、寝返りをしベビーベッドから落ちかけていたらしいのです。まだ寝返りをし始めた頃だったので、コロコロと転がるほどではなく転落せずに済んだようです。
友達はその光景を見て心臓が止まるかと思ったと言っていました。
寝返りを始めると、親がしっかりと注意していないと子供に危険が及びます。子育てをしている以上は、子供がいくつになっても注意が必要ですね。
まとめ
子供の成長はとてもうれしいですが、寝返りをし始めた子供には十分に注意が必要です。
今までは自分で移動することができませんでしたが、寝返りをするようになるとコロコロと移動できてしまうため、今までにない危険が増えます。
子供が危険な目にあってからでは遅いので、できるだけ目を離さないようにしましょうね。