暖かくなると現れるのは、そうゴキブリ。
ちゃんと対策しているつもりでも、なぜかやってくるのが彼らですよね。
でも、ゴキブリが出る原因と侵入経路を把握しておけば、対策も取りやすいはずです。
この記事では、ゴキブリが出る家の特徴や侵入経路から対処法まで詳しく解説します。
ゴキブリが出る家と出ない家の違いとは?
一般的なゴキブリ対策はしていても、ゴキブリが出る家と出ない家ってありますよね。
同じように暮らしているのに、何が違うのでしょう?
ゴキブリが出る家の特徴を押さえておけば、あとは出ない家を目指すだけ。
まずは、ゴキブリが出る家の特徴を“家の環境”と“暮らし方”の2つの面からみてみましょう。
ゴキブリが出やすい家の環境
① 築年数が古い、木造の家
築年数が古くなおかつ木造建築の家は隙間が多いので、ゴキブリの侵入を許してしまいます。
また、湿度が高くなりやすく、ゴキブリが好む環境にもなりやすいです。
②風通しや日当たりが悪い
風通しが悪い所は湿度が高くなりやすく、さらに暗い所は夜行性のゴキブリには好都合といえます。
③周囲の環境
ご近所にゴミをためている家はありませんか?
自分の家はキレイにしているのに、お隣が汚いためにゴキブリがやってくるというのは、よく聞く話です。
近くにゴミ集積場がある場合や、マンションなら1階が飲食店やコンビニなどの場合も、ゴキブリが発生しやすいですよ。
④暖かい気候
住んでいる土地の気候によっても、ゴキブリが出るか出ないかに差があるのを知っていますか?
北海道などの寒冷地の、特に一般家庭では、めったにゴキブリは見かけません。
ただし、寒冷地でも室内は暖かく保たれていることが多く、ゴキブリは生き延びられるので、油断は禁物ですよ。
家の中の対策はしっかりしているなら、以上のような家の環境が原因かもしれませんよ。
引っ越しなどの予定があれば、この要素がないかチェックしておくといいですね。
ゴキブリが出やすい暮らし方
①ごみ捨てをサボりがち
生ゴミはこまめに処理する人が多いと思いますが、空き缶やペットボトルは大丈夫ですか?
アルコールやジュースの甘い匂いにゴキブリは寄ってきます。
密閉性の高い袋やごみ箱に入れて、ごみ回収日にはちゃんと出しましょう。
②そうじをしていない
ゴキブリの餌を作らないために、部屋の中をキレイにしておくのはもちろん大切!
さらに、ゴキブリは油汚れや水分のあるところを求めて現れますよ。
料理の後は、コンロ周りをしっかり掃除してくださいね。
皿洗いはもちろん、シンクの水滴も拭きとっておきましょう。
また、家電裏のほこり溜まりも要注意です。
暖かい場所を好むゴキブリにとって、家電裏は居心地がよい隠れ家です。
③布団を敷きっぱなし
布団やベッドは湿気がたまりやすく、ゴキブリが潜みやすい場所なんです。
定期的にシーツやカバーは洗濯して、布団やマットレスは湿気をとっておきましょう。
わが家では、虫や花粉がついてしまうのが嫌なので、めったに布団は外干ししません。
その代わり、布団乾燥機+布団掃除機を使っていますよ。
外干しの必要なく、ダニ・ゴキブリ対策にもなっておすすめです。
④長期間家を空ける
湿気やほこりが溜まりやすくなるため、ゴキブリが過ごしやすい場所になります。
旅行や出張などで長期間家に人がいないことがあれば、燻煙剤などでゴキブリの侵入を予防しておくのがおすすめです。
空室だった部屋や新築の家でも、ゴキブリがいる可能性があるので、同じ対策をしておくといいですよ。
⑤玉ねぎを室温で保存している
ゴキブリは玉ねぎが大好物なんです。
玉ねぎは室温でも保存できますが、玉ねぎの臭いに誘われてゴキブリが侵入してこないように、冷蔵庫で保存しましょう。
また、料理の時に出た切れ端も流しに放置せず、蓋つきのゴミ箱などに捨てて臭いを防ぎましょう。
以上のような特徴が当てはまるほど、ゴキブリが発生しやすくなります。
反対に、この特徴をおさえて気を付けていれば、ゴキブリが出ない家も実現できるはずですよ。
新たに家を探すなら、“家の環境”をチェックしつつ、“暮らし方”にも気をつけてみてくださいね。
でかいゴキブリはどこから?5つの侵入経路を解説!
ここからは、気になるゴキブリの侵入経路を解説します。
併せて、対策ポイントもお伝えするので、よくチェックしてくださいね。
ゴキブリの主な侵入経路は次の5つです。
①玄関
②窓
③排水設備
④エアコンなど
⑤ダンボール・荷物など
1つずつ解説していきますよ。
玄関
ゴキブリは、堂々と玄関から家の中へとお邪魔しています。
玄関は、大きなゴキブリが入りやすい場所でもあり、玄関扉の開けっ放しは禁物ですよ。
荷物に付いていることもあるので、家に入る前はよく払っておきましょう。
ドア一体型のドアポストにも要注意!
郵便物で隙間ができると、ゴキブリが侵入しやすくなります。
気になるときは、ポストをテープなどでふさいでしまって、外に別のポストを置く方法もありますよ。
窓
ゴキブリは、3㎜程度のほんの小さな隙間でも侵入できるといいます。
ドアと網戸の間の隙間や網戸の穴は、ふさいでおきましょう。
また、高気密住宅に多く使われている片開きのすべり出し窓などは、閉める時にゴキブリなどの虫が侵入しやすいので、閉める時によく確認してくださいね。
わが家も、換気に使う窓は、ほとんどがすべり出し窓で網戸が内側なんです。
網戸を開けてからじゃないと窓を閉められない構造のため、毎回虫がいないかヒヤヒヤしています。。。
玄関やベランダには、ゴキブリ対策にもなるハーブ栽培がおすすめですよ。
>>>虫除けの植物はゴキブリにも効く?ゴキブリの嫌いなハーブと使い方!
排水設備
ゴキブリは水分を含んだ場所が大好き。
台所や洗面所、浴室や洗濯機の排水口も要注意です。
帰省で長い間、家を留守にした時などは、排水管の排水トラップの中の水が蒸発してしまっていることがあります。
そうなると、排水管がゴキブリの通り道になってしまいます。
長期間留守にする時は、排水口に蓋をしておきましょう。
また、洗濯機の排水ホースと排水ホース用の穴に隙間があれば、テープでふさいでおきましょう。
エアコン
エアコンの排水用ドレンホースからゴキブリや虫が侵入すると、エアコン内部を通って部屋まで
入り込んでしまいます。
室外機そばにあるホースの先に、虫侵入防止用のグッズやストッキングなどをかぶせておけば、オッケーですよ。
通気口や換気扇も、外から侵入しやすい構造かどうかチェックしておきましょう。
ダンボール・荷物など
外から持ち込んだダンボールや荷物には、ゴキブリやゴキブリの卵が付いていることもあります。
ダンボールの側面にある穴に、卵を産んでいることもありますよ。
不要なダンボールなどはため込まず、こまめに処分しておくのが得策です。
また、植物の鉢植えやプランターを室内に入れる時も、鉢裏のチェックをお忘れなく!
以上、5つの侵入経路は、必ず対策しておくのがおすすめです。
ゴキブリは、ドアや隙間から侵入をさせない、外から持ち込まないが鉄則ですよ。
侵入経路付近に「毒餌剤」を置いたり、待ち伏せ効果のある殺虫剤を散布すればより安心できますね。
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ゴキブリが出やすい家の特徴と対策まとめ
ゴキブリが出る家の特徴、しっかり押さえられましたか?
環境はすぐに変えられなくても、暮らし方なら変えられるはず。
当てはまる特徴が少なくなるよう、改善してみてくださいね。
そして、侵入経路を知って対策をすれば、ゴキブリとの遭遇率も低くなりますよ。
とはいえ、あまり神経質にならずに、まずはできることから始めてみましょう。
この記事を参考に、一歩ずつゴキブリが出ない快適な家を目指してくださいね。