七福神でねずみを使いにしているのは誰?大黒様は二人いた!

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あなたは、ねずみと聞くとどう思いますか?

私はあまり良い印象はありません。
ねずみに良い印象を持っている人は
あまりいないですよね。

しかし、大黒天という神様は
ねずみを使いとしていました。

この記事では
なぜ大黒様はねずみを使いにしたのか
また、大黒様って二人いたのかなど
大黒様について紹介します。

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ねずみが大黒天の使いになった理由とは?

ねずみは病気を運んでくるなどの理由から
日本でも海外でも昔から嫌われていました。

今でも病原菌を媒介したり
電気のコードをかじって
火事の原因になったりと
ねずみに対するイメージは
どちらかと言うと悪い方が多いですよね。

そんな印象の悪いねずみを
大黒様はなぜ使いにしたのでしょうか?

実は、大黒天がねずみを使いにした理由には
2つの説があります。

<1つ目の説>

大黒天は七福神の一人として有名ですが
もともとはインドの神様で
ヒンドゥー教の神マハーカーラでした。

マハーカーラの名前の
マハーは大いなる
カーラは暗黒や黒
という意味があり
そこから大黒天と呼ばれるようになります。

一方、陰陽五行説に四神というものがあり
青龍(東)、白虎(西)
朱雀(南)、玄武(北)
と位置付けされています。

この四神にはそれぞれに
青・白・赤・黒の色があり
北の玄武は黒なので大黒と繋がります。

また、十二支による十二方位で
北は「子」、つまりねずみ
ということになります。

このことから
大黒様の使いになったと言われています。

ちょっとややこしいので簡単にまとめると

マハーカーラ→大黒→黒→玄武→
北→子(ね)→ねずみ

こんな感じで連想ゲームみたいに
大黒天とねずみが結び付きました。

実は、ねずみって
地震や火事を予知したり
適応力が高かく頭が良いので
神の使いとしてはピッタリなんですね。

<2つ目の説>

もう一つの説は大黒天が
因幡の白兎で有名な大国主命
(オオクニヌシノミコト)と
同じ神様だという説です。

大黒天と大国主命の関係については
後ほど紹介しますね。

日本の古事記に書いてあるのですが
昔、素戔嗚尊(スサノオノミコト)と
大国主命(オオクニヌシノミコト)
という2人の神様がいました。

ある日、素戔嗚尊が
大国主命の力を試そうと
広い野原に行かせて
周りから火を放ちました。

すると大国主命は行き場を失って
困ってしまいました。

そのとき一匹のねずみが現れて
地面に穴がある場所を大国主命に教えました。

大国主命は火がおさまるまで
その穴に身を隠して助かりました。

そのことに感謝して
大国主命はねずみを使いにしました。

以上、ねずみが大黒天の使いになった理由の
2つの説を紹介しました。

実はねずみは繁殖力が強いので
子孫繁栄の縁起物とされています。

そして夢占いでも白いねずみは
金運が上昇したり対人関係が良くなったりと
幸運のシンボルなのです。



大黒天は因幡の白兎の大国主命のこと?

大黒様

先ほどの2つめの説で紹介しましたが
実は大黒天と大国主命が
同じ神様だといわれることが多いのです。

もともと大黒天は
マハーカーラというインドの神様で
シヴァの化神であり
破壊や再生などを司る神様でした。

それが中国で大黒天となり
守護神・豊穣の神になりました。

一方、日本神道の大国主命は
元々は国を造る神様でした。

大黒天が中国から日本に伝わったときに
大国主命の大国が「だいこく」と
読めることから合わさって
大黒様として
七福神の一人と呼ばれるようになりました。

そして明治時代の神仏分離令で
寺院では大黒天、神社では大黒様
呼ばれるようになったのです。

 

大国主命と言えば
因幡の白兎の話が有名ですよね。

因幡の白兎の話は
聞いたことがあると思いますが
簡単におさらいしてみましょう。

昔、隠岐の島に一匹の白兎がいました。

白兎は、向こう岸の因幡の国の姫神に
会いたいと思ったのですが
会いに行くためには
海を渡らないといけません。

海を渡れない白兎は
ワニザメをだまして
因幡の国に行こうと考えました。

そこで白兎はワニザメに
君たちの仲間と僕たちの仲間
どちらが多いか比べよう
と提案します。

するとワニザメがその話に乗ってきて
比べることになりました。

白兎は因幡の国までワニザメを並ばせて
背中の上をぴょんぴょんと飛んで
海を渡っていきます。

もう少しで岸に着くというところで
嬉しさからワニザメたちについつい
「君たちは騙されたのだ」
といってしまうのです。

騙されたことに怒ったワニザメは
白兎の毛を全てむしり取りました。

丸裸になった白兎が
痛さのあまり泣いていると
とても美しいと言われる
因幡の国の八上姫に会いに行く途中の
大国主命の兄達に出会いました。

いじわるな大国主命の兄達は
白兎に話を聞くと面白がって
「海水で体を洗い、風でよく乾かしてから
高い山で寝れば治る」
と白兎に言いました。

白兎はその通りにするのですが
痛みが消えるどころか
余計に痛みが増していったのです。

そこに兄達の荷物持ちをしながら
兄達を追いかけていた大国主命が
泣いている白兎の所に到着しました。

大国主命は白兎に理由を聞くと
「河の河口に行き綺麗な真水で体を洗い
蒲の穂にくるまって寝ていなさい」
と言いました。

白兎が大国主命に言われた通りにすると
傷はみるみる治って元の姿に戻ったのです。

喜んだ白兎は
「八上姫は、いじわるな兄神達より
大国主命を選ぶだろう」
と言い残しました。

そして、白兎は
兄神達より先に八上姫の元に行って
これまであったことの経緯を話しました。

そのことを知らない兄神達は
八上姫の元に着き
「自分の嫁になってほしい」
と懇願するのですが
八上姫はそっけない態度をとりました。

そして
「私は大国主命のところに嫁ぎます」
と言いました。

このような話なのですが
大国主命は優しい上に頭が良く
医療や豊穣といった能力を持っています。

そして、妻が多かったので
今では縁結びの神様としても有名ですね。



まとめ

嫌われる事の多いねずみを
大黒様が使いにしたのには
2つの説がありました。

ねずみは地震や火事などの予知能力があったり
繁殖力が強いことでも知られています。

そのため子孫繁栄の縁起物とされています。

そう考えると、ねずみは
もともと神様に近い存在だったのですね。

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