七夕の願い事は誰が叶えてくれる?短冊に書く理由や笹に吊るす理由は?

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私の家では毎年七夕を祝っていますが
七夕の願い事って誰が叶えてくれるのか
気になりますよね。

保育園や幼稚園でも
短冊に願いを書いて吊るしますし
家庭でもお願い事を書いていて吊るすことも
あると思います。

我が家の子供たちも毎年
願い事を短冊に書いて笹に吊るしていますが
短冊に願いを書く理由ってなんなのでしょうか?

そこで今回は
七夕の願い事は誰が叶えてくれるのか
また願い事を短冊に書く理由など
七夕の事について詳しく紹介します。

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七夕の願い事は叶えてくれるのではなく願掛けをするって本当?

私が子供だった頃は
七夕には願い事を短冊に書いて
願いを聞いてもらうものだと思っていました。

願いを叶えてくれる人物として思いつくのは
織姫か天帝ですよね。

しかし!
実は七夕は願いをかなえてくれる日ではなく
願掛けをする日だったのです!!

と言うわけで
誰かが願いを叶えてくれるわけではない
が正解です。




では、なぜ織姫に願掛けをするように
なったのでしょうか?

織姫は織物や裁縫などがすごく上手なのです。

そのため
自分も織姫みたいに織物がうまくなりたいと
願掛けをしたのです。

織姫が願い事を叶えてくれるのではなく
織姫を目標にしたんですね。

そして先ほど出てきたもう1人
天帝つまり織姫の父親ですが
こちらは神様なのですが
特に願いを叶えてくれはしないようです。

 

織姫と彦星の話は有名なので
知っていますよね。

これは元々は中国の話で
中国では乞巧奠(きっこうでん)という話と
行事のことです。

天の川の側に天帝(織姫の父で神様)と
織女(織姫)が住んでいました。

織女が年頃になっても化粧もせず
ずっと織物を織っているのを見て
天帝は織姫を不憫に思い
婿探しをすることにしました。

そして天の川を挟んで反対側に
牽牛(彦星)というまじめな牛飼いが
住んでいることを聞きつけました。

そこで天帝は
牽牛に娘の織女と結婚するようにお願いをして
二人は結婚することになりました。

しかし、真面目だった二人は
夫婦になってから働かなくなりました。

そんな織姫と牽牛を見て天帝は怒り
二人を引き離しました。

でも、二人とも毎日泣いてばかりで
さらに働かなくなりました。

困った天帝は
一生懸命働くなら一年に一度
7月7日に会わせることにしたということです。

この話を元に七夕が生まれました。

この話では、誰も願いを叶えてくれませんし
願いを叶えてくれるといった話もありません。

 

そして、乞巧奠の行事ですが
これは中国の七夕行事です。

中国の七夕は織女にあやかって
機織りや裁縫の上達を願って
庭先の祭壇に五色の糸と針を供えて
星に祈りを捧げます。

この乞巧奠では短冊は書きませんでした。
もともとは短冊に願い事は書いていないのです。
驚きですね!



七夕の願い事を短冊に書く理由は?なぜ笹の葉に吊るすの?

七夕の短冊

今では当たり前のように書かれている
七夕の短冊ですが
いつから書かれるようになったのでしょうか?

また短冊を笹の葉に吊るすのは
どうしてでしょうか?

もともと日本には
棚機(たなばた)という禊ぎ行事
がありました。

7月6日に川など清い水辺にある小屋にこもって
神様のために着物を織って
出来た着物を7月7日に神様にお供えしました。

この着物を織ったのが
棚機女(たなばたつめ)という女の人で
そのときに棚機という機織り機を使って
着物を織ったので
7月7日は棚機(たなばた)の日と言われました。

そして、日本の棚機と
中国から入ってきた乞巧奠が合わさって
七夕(しちせき)という
宮中行事になりました。

 

七夕の宮中行事では
歌詠みや裁縫などが上達するように
山の幸と五色の糸、金銀の針を
祭壇に供えていました。

また、梶の葉に和歌を書いて祀りました。
梶の葉を用いたのは
天の川を渡る舟で舵を使うことに
ちなんでいると言われています。

祭壇の両側には笹が立てられて
そこに五色の糸が掛けられていました。

なぜ祭壇の横に笹を立てたのかというと
笹は他の木に比べ成長が速いため
生命力が強く神聖なものとして
扱われてきたからと言われています。

また笹の葉がサラサラとなる音は
祖先や神様が宿る依代とされていたため
笹を縁起物として飾りました。

 

それが、庶民の間にも広がっていき
5つの色の短冊に願いを書いて
星に祈る祭りという風に変化して
今の七夕になりました。

庶民の中では
五色の糸と梶の葉の和歌が合わさって
五色の短冊に願いを書く
ようになったんですね。

短冊の五色にはそれぞれ
次のような意味があります。

  • 青(緑)=木
    木や自然を表す色
  • 赤=火
    火や炎を表す色
  • 黄=土
    大地を表す色
  • 白=金
    大地に埋まる金属を表す色
  • 黒(紫)=水
    命を育む色

古代中国の陰陽五行説では
全てのものには陰と陽があり
この五色はこの世の全ての根源
とされています。

そして五行説は
人の五徳という教えでもあります。

  • 青=仁
    人間力を高めて得を積む
  • 赤=礼
    親や先祖に対しての感謝の気持ち
  • 黄=信
    周りの人を信頼をして大切にする
  • 白=義
    自分が決めたことを守る
  • 黒(紫)=智
    学業に専念したりすることで向上させる

このように短冊の色には
それぞれの意味があるので
願掛けの内容に合った色の短冊を使えば
成就しやすいかもしれませんね!



まとめ

七夕の願い事や短冊について紹介しました。

七夕とは願いを叶えてくれる日ではなく
目標に向かって願掛けをする日だったんですね。

そして短冊は色によって違うので
今年の七夕は
願掛けの内容に合わせた色の短冊で
笹の葉に吊るしてみてはいかがでしょうか。

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