ボールペンで書いている時に
インクが乾いていなくて
袖にインクが付いてしまうことって
ありますよね。
また、誤って服に
線を書いてしまうことも・・・。
ボールペン汚れは
付いたばかりならまだ落ちやすいですが
時間が経っていると
綺麗に落とせる可能性が低くなります。
実際にボールペン汚れが落ちなくて
そのままにしている人や
クリーニングに出す人もいることでしょう。
今回は、ボールペン汚れだけではなく
取れづらいコーヒーや紅茶などの
シミの落とし方も一緒に紹介します。
服についたボールペン汚れの効果的な落とし方は?
付いたばかりのボールペンと
時間がたったボールペンでは
汚れの取れ方が違います。
付いたばかりの汚れは
インクが乾ききっていないので
比較的落としやすいです。
まず、付いたばかりのインクの落とし方を
紹介しますね。
消毒用アルコールと固形石鹸を使ったインクの落とし方
- 汚れた部分の下に
ティッシュペーパーを何枚か重ねて敷く - 汚れた部分に消毒用アルコールをかける
- そのままで綺麗にボールペンのインクが
にじみ出てこない時は
歯ブラシや綿棒で
汚れた場所をトントンと叩く - きれいにすすぐ
付いたばかりのボールペンなら
インクが乾いていないので
アルコールをかけるだけで溶けて
にじみ出てきてくれることも多いです。
歯ブラシや綿棒で叩く場合は
下に敷いたティッシュに
インクを軽く押し出す感じで
優しく叩きましょう。
ティッシュが汚れたら
汚れが移らないように
新しいティッシュに交換してから叩きます。
この時に絶対に擦らないように注意してくださいね。
擦ってしまうと
周りの綺麗な部分にまで
インク汚れが広がってしまいます。
インクが付いた部分が少しなら
このやり方で大丈夫ですが
範囲が広い場合には
アルコールのあとに
固形石鹸で擦り洗いをすると
早く汚れを落とすことができますよ。
では、もう1つの落とし方を紹介しましょう。
中性洗剤と漂白剤を使ったインクの落とし方
- インクで汚れた部分に
中性洗剤を直接付ける - 指先で細かくつまみ洗いをする
- 漂白洗剤でつけ置き洗いをする
- 洗濯機に入れていつも通り洗う
「つまみ洗い」とは
汚れた部分をつまむように洗うことです。
つまみ洗いをすることで
周りへの汚れ移りを防ぐことができます。
次は時間が経ってしまった
手ごわいインク汚れを落とす方法を
紹介しますね。
時間が経った手ごわいインクの落とし方
時間が経ったインク汚れの場合は
インクが乾いてしまっているので
汚れを落とすにも少し時間がかかります。
1.セスキ炭酸ソーダと酵素系漂白剤を1:1の割合で混ぜて汚れている部分に付ける
2.歯ブラシで軽く叩き洗いをする
3.洗濯機で洗う
この方法では綺麗に落ちない場合は
次に進みましょう。
4.汚れている部分の下にティッシュペーパーを何枚か重ねて敷く
5.除光液をかけて叩き洗いをする
6.固形石鹸で洗い流す
除光液で汚れが落ちることもありますが
できる限り綺麗に落としたい場合
もう一度1番に戻って
セスキ炭酸ソーダと酵素系漂白剤で
叩き洗いをします。
これで、乾いたボールペンのインク汚れも
綺麗にとることができますよ。
洗濯物の色移りの落とし方が知りたい方は
こちらの記事もどうぞ!

(おまけ)服にコーヒーや紅茶のシミが付いた時はどうすればいい?
ボールペンのインク汚れと同じように
取りづらいのが
コーヒーと紅茶のシミですよね。
コーヒーや紅茶のシミを取るポイントは
- なるべく早く洗う
- 石鹸や洗剤を使う
- 漂白剤でつけ置き洗いをする
の3つです。
コーヒーと紅茶のシミもインクと同様
なるべく早く洗うようにしましょう。
外出先でコーヒーをこぼしてしまった時は
おしぼりなどでできるだけ早く拭き取りましょう。
これをするだけでも
帰宅してからのシミの取りやすさが
全然違いますよ。
汚れてから早い段階なら
洗剤や固形石鹸でつまみ洗いしてから
いつも通りに洗濯をするだけでも
綺麗に落ることが多いです。
ただし、時間が経ってしまうと
洗剤だけでは綺麗に取りきれない可能性も…。
そんな時はクリーニング屋さんが開発した
「スポッとる」
を使ってみて下さい。
ケチャップやカレーのシミ
洗濯時の色移りにも使えますよ。
↓ ↓ ↓
服に付いたボールペン汚れやコーヒー染みの落とし方まとめ
今回はボールペンのインクや
コーヒー・紅茶のシミの落とし方を
紹介しました。
私には小さい子供がいるので
思わぬ汚れが外出先で付いたりします。
ボールペンのインクや
コーヒー・紅茶のシミは
今回紹介した方法で綺麗になりました。
時間が経った汚れでも
完全にではないとしても
ほぼ落とすことができます。
ただし、これらの汚れは
時間が経てば経つほど
落としにくくなってしまいます。
白などの汚れが目立つものは
薄いシミでも目立つので
その後に着れなくなってしまうこともあります。
そうなることがないように
気が付いたらできるだけ早めに
洗うようにしてくださいね。
また、つまみ洗いや
歯ブラシでトントンと叩くことも
大切なポイントです。
この洗い方は
汚れを広げないために必要ですよ。
時間がなかったりすると
ついゴシゴシと洗ってしまいがちですが
汚れを取る時には慎重に
丁寧にしてくださいね。
