春休みは、一年間を通して頑張ってきた最後の長期休みです。
新しい学年に向けても、有意義に過ごしたいですよね。
しかし、ここで気になるのが…
「春休みは宿題があるの?」
「なかったら遊び三昧でいいのかな?」
という疑問です。
子供からすれば、宿題がなければ勉強なんて忘れて遊びたい!
しかし、親からすれば、遊び三昧で新しい学年での勉強は大丈夫なのか?
親子でだいぶ考え方が違いますよね。
そこで今回は、春休みついて、宿題の有無や休み中の過ごし方などについてまとめてみました。
春休みに宿題って出るの?出ないの?出ない場合は遊び三昧でいい?
小学生などの春休みはまだいいですが、受験前の中学2年生の春休みなどは受験を控えているため宿題が出るのか?遊んでいてもいいのか?気になるところですよね。
宿題があるかどうかは地域によるので、出ないところもあります。
全国的に見ると、小学生のうちは出ない地域の方が多く、中学生・高校生になるにつれて宿題が出るところが多くなるようです。
しかし、勉強の仕方というのは学校だけではありません。
塾へ行っている子供もいれば、問題集を買っていたり、通信教育を受けている子供もいます。
そのため、春休みに勉強をするかどうかで、新学年に影響が出てくる可能性があります。
もし、学校から宿題が出ているようであれば、宿題をしっかりとさせましょう。
宿題が出ていないようであれば、なにか問題集を購入したりして、少しは勉強する時間を作った方がいいです。
ただ、子供は学校から宿題が出ていない時点で「春休みは遊べるー!!」という気持ちが強くなっています。
そのため、親が勝手に問題集を買ってきたり勉強の内容を決めてしまうと、子供は全くやる気にならないことが多いです。
春休み前に、親子で春休みの勉強ついて話し合いをしてみて下さい。
その中で、ママたちがどう子供と話を進めていくのかが大切になります。
次の3つのポイントを押さえて話し合ってみましょう。
- 子供が勉強についてどう思っているのか?
- 春休みの過ごし方を考えているのか?
- 友達はどう過ごすのか?
まず、1つ目の勉強についてどう思っているのかについてですが、いきなり苦手な教科があるのかを聞くのではなく、好きな科目を聞いてみます。
あるいは、テストの結果を見て得意そうな科目を確認します。
そして、得意科目を勉強するように促してみます。
得意科目を勉強することで、子供も勉強に対して自信がつきます。
自信がついてきた頃が大切です!
「苦手な教科などの問題集も買っておいたよー」と、さりげなく渡してみてください。
子供は苦手教科を親よりも自覚しています。
得意科目で勉強が楽しくなった頃に、苦手科目の問題集を渡すと、勉強をしてくれる可能性が高くなります。
親から一方的に「勉強をやりなさい」というのではなく、子供の気持ちを大切にしつつ、自分から「やってもようかな?」と思えるように誘導してあげた方が、子供も気分よく勉強できますし、何よりも学習効果が上がりますよ。
次に、春休みの過ごし方ですが、一年頑張ったので、宿題が出ていないのであれば、ある程度は遊ばせてあげて下さい。
子供にも息抜きは大切です!
なので、春休みにどう過ごすつもりでいるのか?何かしたい事があるのか?を聞いてあげましょう。
したい事がゲームだったりしても、それは子供が大切にしている時間なので尊重してあげて下さい。
そして、子供がしたいことを優先した上で、どれくらいの量なら勉強できるのかを一緒に考えてあげることが大切です。
小学生でも高学年くらいになると、友達と約束してくることも多くなります。
その中で、友達はどう過ごしているのかについても聞いてみて下さい。
もしかしたら…
「勉強はまったくしないらしいよ」
という親が求めていない返事が返ってくるかもしれませんが、それはそれです!(笑)
勉強も大切ですが、友達付き合いもとても大切です。
なので、子供がどれくらい友達と遊ぶのか、遊びと勉強の割合や両立はどうするのかを親子で考えてみて下さい。
小学生の低学年なら、まだ親の言うことを素直に聞いてくれるかもしれません。
でも、学年が上がるにつれて、段々と子供にもしっかりとした意思が出てきます。
勉強以外のことでも、子供なりに春休みの過ごし方について考えていることもあるでしょう。
そういう場合は、勉強以外の予定についても、子供の意思も大切にしてあげて、楽しい春休みを過ごさせてあげたいですね。
春休みの宿題にやる気が出ない時の対処法とは?
普段の宿題と違って、長期休暇の宿題は、まとめてたくさん出るので、子供のやる気を出すことが難しいですよね。
子供も「こんなに宿題があるんだ…」と憂鬱になっているので、その気持ちを汲み取ってあげましょう。
子供の気持ちに寄り添ってあげた上で、どうやって宿題をしていくのか考えましょう。
大きく分けると、次の2タイプに分かれます。
- 遊びたい気持ちが強い子供
- 計画性がある子供
子供のタイプを見極めて宿題の進め方を考えて下さい。
遊びたい気持ちが強い子なら、遊びを目標にして先に宿題を終わらせるようにします。
計画性がある子なら、遊びと勉強のバランスを考えながら、一緒に計画を立ててあげます。
そして、どちらのタイプの子供でも、プラスの言葉をたくさん掛けてあげましょう。
「よくがんばったね」
「すごいじゃん」
「こんなにできるようになったんだね」
といった言葉を掛けられた子供は、勉強に自信がつきますし、親との信頼関係も築けます。
ついつい出来ていないところに目が行ってしまいますが、マイナスなことばかり言われると、子供もやる気がなくなってしまいます。
そうなることがない様に、子供が喜ぶ言葉を掛けてあげることが、宿題をやる気にさせる最大のポイントですよ!
まとめ
春休みは、宿題が出ていないのであれば、たくさんの量の勉強をする必要はありません。
子供がどう過ごしたいのか?親はどう感じているのか?というお互いの気持ちを話すことが大切です。
春休みは子供と長く過ごせる大切な休暇なので、子供との時間をできるだけ楽しく過ごせるように工夫できるといいですね。